北野の異人館を観光し、ホテルに戻ると、既に心は有馬温泉へと。
温泉につかるのは、何年振りでしょう。
久しく、その体験から離れていた私です。
ですから、日本の三古湯の一つである有馬への期待は、とても大きなものでした。
観光への期待より、温泉につかって日頃の疲れを癒したい。
そんな期待でいっぱいだった私です。
三宮のバスターミナルからは、山間の道を抜けて1時間少々で有馬に到着。
神戸の市街地から余りに近く、神戸市民の方々の恵まれた住環境を、改めて羨ましく思った私です。
街は、レトロな建築が多く、独特の雰囲気を醸し出し、とてもお洒落。
海も山も、すぐ傍。
その上、日本が誇る有名な温泉まで近くにあるなんて。
有馬のバス停を降りると、すぐ近くに有馬川に架かる太閤橋があります。
有馬温泉を愛した豊臣秀吉にちなんで名付けられた橋のようです。
若い時から、憧れを抱いていた神戸ですが、今はその気持ちが一層強くなり・・・。
生まれ変わったなら、神戸市民になりたい、と心から思う程に。
正に私の感性にピッタリな都市だと思いました。
ホテルのロビー
有馬に到着すると、送迎のマイクロバスに乗車して、ホテルへ。
純和風の旅館を期待した私でしたが、到着すると、外観はホテルっぽい趣。
次女が、ガイドブックで選んでくれた宿泊施設です。月光園 鴻朧館
料金は、一名、確か3万数千円でした。
食事代を入れても、ホテルオークラよりかなり高くて・・・。
日本旅館の不合理な料金体系を少々思わないでいられませんでしたが.・・・。
夕食も朝食もとても手が込んだ豪華な料理でしたから、納得していない訳ではありませんけれど。
庶民の私の考える事。
三万少々を高いなんて言ったら笑われそう。
ちょっと恥ずかしい感想でした。
面倒なことはすべて娘達にお任せ。
説明に聞き入る娘達
お部屋は広々とした和室。
窓からは山肌の瑞々しい緑が視界を覆い、目にまぶしい程。
しばらく見惚れた後、お茶とお菓子で1服。
その後、三人共、浴衣に着替え、まずは階下の温泉に行きました。
温泉の画像が一枚もなくて少々残念です。
写真は撮りづらい場所ですね。
体を洗い、温泉に浸るともう夢心地で、体がどんどん癒されていくようでした。
有馬の温泉には金泉と銀泉があるようですが、私たちが浸かったのはどちら。
そのあたりの事になると、私は勉強不足だったため、今一つ。
温泉と言うだけで、もう大満足。
ゆったりした幸せなひと時が流れていきました。
お料理は余りに多くて、画像をサイズを調整してブログに載せるとなるととても手がかかって大変。
それで朝食のみにいたします。
お部屋に戻りしばらくするとお食事。
その豪華な事。
純和風の私には理想的な献立で、すべて美味しく載きました。
私はお夕食が終わると間もなくして床に就きましたが。
娘達は、その後また温泉に。
早朝にも、渡り廊下を渡った先にある、別棟の露天風呂にもつかり、温泉浴を心行くまで満喫したようです。
その露天風呂には私もとても心惹かれましたが・・・。
私は入浴すると一気に体力を消耗し疲れてしまう体質です。
ですから1回にとどめました。
あくまでゆったりペースが私の基本。
娘達もよく理解してくれているので気楽でいられます。
朝のお食事も実に見事.。
絵になるような美しい盛り付けにしばし見とれてしまいました。
夕食と同様に美味しくいただき、最終日の観光への期待で胸は膨らむ一方。
この日は、それまでの小雨混じりの雲り空とは打って変わり、抜けるような青空。
娘達には、これから観光する六甲のガーデンテラスが、いかに素晴しい場所か前もって語り、いよいよ出発です。
ホテルの車で、ケーブルの乗り場まで送っていただきました。
,これからまだ総合病院における甲状腺機能の検査が待ち受けていますが・・・。
体調は確実に回復に向かっています。
ホッと一息ついて、日常の暮らしができる喜びに浸っています。
でもまだしばらくは。適度な運動も心掛け静養に努めましょう。
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