10月25日は午後一時に、介護認定の審査で人が見える日でした。
何だか私は、朝から気持ちがソワソワして落ち着きません。
誰が訪れるにしても、上がっていただくとなると、お茶とお菓子の用意をするのは私の習わし。
修理などで見える業者さんにも、労をねぎらって頂きたくて、ほとんどの場合、そうしています。
ところがお昼前に訪れた長女のMちゃんには、
「そんな気は遣わなくていいの。お茶だけで十分。
かえって迷惑なこともあるわよ」
と言われてしまいました。
それで、持参してくれたケーキと和菓子は、二人で後で頂きました。
そして、審査を受ける前の心得を数言。
「少し弱々しい雰囲気でいてね」等と、Mちゃんが笑いながら言いました。
そんな演技が私にできるとは思えません。
いつも通りのありのままの私を見ていただいて、審査を受ける事にしましょう。
チャイムが鳴り、審査の方が到着。
玄関でお迎えすると、穏やかそうな40代前後の女性の方でした。
私がいつも使用している奥のファミリールームにお通しし、色々お話を伺いました。
いつもそうですが、娘達が傍に居ると、私は娘に頼り切り、時々口をはさむ程度。
そんな感じでお話が進んでいきました。
色々質問も受けたので、その時は、精一杯、私の今の体調と暮らし方を説明したつもりです。
手足を動かす指示も受けましたので、言われる通りにしました。
その方の指示通りに手を動かした時の事です。
思いがけない感想を述べられ、びっくり。
「なんて美しい手つきなのでしょう。まるでバレリーナ―みたい」と。
思わず破顔一笑した私。
でも素直に嬉しい言葉でした
足も、指示通りに動かし、その後、足の爪を自分で切れますか、との質問も受けました。
そう言えば、いつもとても苦労する足の爪切り。
ですから正直に、その事を伝えました。
そんな感じで審査は終わり、お玄関でお見送りした後、Mちゃんに、。
「私の対応はどうだった?」と尋ねると、
「とても良かったわよ。旅行に行った話は余分だったけれどね」と。
娘達に頼り切った旅行だったけれど、この時はとても元気でした。
六甲のガーデンテラスのアップダウンの結構ある小径も平気で歩けた私です。
そう言われると、確かにそう。
旅行後しばらく経過して急に体調が悪くなり、今に至ることをお話ししたつもりでしたが・・・。
確かに、失言だったかもしれません。
旅行に行けるほどまだ元気な人、と思われてしまったでしょうか。
それから一週間経過しますが、まだ審査結果の通知は届きません。
結果が待ち同しいこの頃ですが、要支援1なら取得してもいいかな。
今はそう思っています。