普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

歩行者 マナー

2010-10-12 12:14:12 | まあまあ社会<的>な
家の近所は、何もない。

何もなさを説明すると、最寄駅前はコンビニが100m離れて2軒、その間に小規模なスーパーが1軒。半径1km圏内に他の店はない。

駅から家まで約700m。その間の道は、車が行き交えない道幅で農道を舗装しただけのもの。

そんな環境のくせにマンションが林立、世帯数は地域で優に2000世帯は超える。

だから地域内の車両数はハンパなく多い。車が道で鉢合わせすると、慣れている住民は下がったり脇の際際まで寄せたり、それなりに工夫もするが、通りがかりの連中は殺気立つ。「お前が下がれ」というわけだ。イラッとするのはする。

朝の小中学生の通学時間帯は、地域内の道路を走る車の運転手は災難という他ない。

なにしろ学生だけでなく通勤の歩行者も湧き出して無法地帯と化し、道はカオスが支配する。

しゃきしゃきと歩いてくれればまだしも、てれんてれんと進む。数人で道幅一杯に広がり話をしながら歩く。

ときどきクラクションを鳴らしたい衝動に駆られるが、我慢する。
それでも事故は起きない。だが、いつか重大事故が起きそうな気もする。

それでは遅いのだが、道を囲む農地や造園業者の地主が、道幅の拡充に協力しない。

そういう意味では、家の近所には、不便さと、カオスと、無関心はある。