普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

第三次世界大戦の勃発!?

2014-09-25 18:20:50 | まあまあ社会<的>な
もうひとつの驚きの報道。

すでに、第三次世界大戦の勃発という局面に差し掛かったような気がしてならない。

今日国連で行われた「イスラム国」への、アメリカ主導の「徹底殲滅戦宣言」。

これは、明らかに第三次世界大戦の宣戦布告に等しい。

国家・組織の大小ではない。要はその戦いの困難さが、第三次世界大戦なのだ。

国家という括りを外した戦闘組織は、無限に増殖する可能性を持っているのだし、全戦闘員を殺戮し終えたとしても、その宗教的熱情や、政治信条・信念は、消えることはない。たちどころに次の戦闘員を生み落とす基になる。

そんなことはアメリカもヨーロッパ諸国も、おそらく百も承知だろう。良き所でどこかに落としどころを見つけようという予定なのだろうが、この「イスラム国」との戦いは、まっとうな落としどころなどなさそうだ。なぜなら、今でさえ交渉の相手を特定できずに、むざむざと捕虜と言われる人々が殺されている。

戦闘の道具も、今の段階は通常兵器戦で、無人爆撃機等を駆使するアメリカサイドが優位に見えるが、「イスラム国」の欧米勢力に対する憎悪は、なにか半端でなく、欧米が使用をためらう化学兵器や核兵器なども、平気で使いそうな気がする。

報道にもある通り、「最も裕福なテロ組織」なのだから、そうした破滅に至る兵器ですら手に入れることはできるだろうし、躊躇なく使えるタフな宗教精神・信念に裏打ちされた連中だという気がする。

そうした恐ろしさを孕んだ戦いになるということだけは、確かだと思う。

日本も対岸の火事などではなく、あっという間に巻き込まれることになるだろう。

我々のような一般市民は、一体どうすればいいのか分からないという一点で、恐怖である。

疑わしきは、罰せず。……?

2014-09-25 17:36:42 | まあまあ社会<的>な
今日は1日家にいて、テレビを見ていた。ほとんどの報道番組は「横並び」といった感じで、神戸の少女殺害・遺体遺棄事件を伝えていた。

本当に!! 画面から流れてくる報道を聞けば聞くほど、見れば見るほど、抑えようもない違和感が湧き上がってくる。

よしんば、昨日逮捕されたKという男が真犯人であったとしても、今の段階では真犯人と決めつける報道は、あり得ない。はっきりと、なしだ。ましてや顔写真報道など、本来ならあり得ない。

日本の刑法の精神は「疑わしきは、罰せず」だった。敢えて「だった」と書く。今日見聞きしていた報道のおよそすべてが「Kが犯人に間違いない」というバイアスのかかった報道だった。

その象徴的な報道が、コンビニの防犯カメラに映っていた少女の後を「少女を気にしながら酔っぱらったように歩くKの姿が映っていた」というものと、「夜中の1時に遺体の発見された雑木林の方に向かって歩くKに職務質問して身柄を拘束した」という部分。

これは、Kが犯人であるということの傍証にもならない。近所に住んでいるのだからたまたまであり、偶然だとしても少しも変ではない。

だが報道では、それはKが犯人であることの傍証のように伝えていた。

さらに。多くの人が不思議に思っているだろう、遺棄されたビニール袋の中の診察券とたばこの吸い殻も、写真を公開していたが、これほど都合よく身元が知れるものと、DNA鑑定をしてくださいと言わんばかりの「証拠」物件「だけ」が封入されていたなどと、どこの誰がまともに信じるというのだろう?

もっと気持ちの悪いのは、報道の中に、少女をバラバラにしたはずのKの部屋の様子が一切触れられていないこと。もしそうした事実があるのなら、マスコミは真っ先に「風呂場に血痕の跡」とか「奥の部屋が血まみれ」とか書くだろう。それこそが、Kの部屋で死体の損壊が行われたという動かしがたい「証拠」である。それがない。

それでもKが犯人とは断定できない。他の何物かがKの部屋に侵入してことをなしたかもしれないからだ。

なんだか、Kが犯人という流れができていて、捜査本部がそれに従って報道陣に小出しにリークしている感じが否めない。操作本部? って感じだ。マスコミはその尻馬に乗ってエキセントリックに騒いでいるだけ。もっと冷静に報道すべきではないかと思う。

報道できる事実を粛々と伝える、それが一番必要な報道姿勢だろう。今の報道姿勢は人心を煽り、不必要な詮索とあらぬ予断を世間に与えるだけのもの。

Kが犯人であったとしても、今の段階で、この報道は×?×?×?×?である。









エボラ出血熱 “患者は最大140万人に”

2014-09-25 00:29:55 | まあまあ社会<的>な
こうした報道が、天下のNHKであった。

患者が増え続けるエボラ出血熱について、アメリカのCDC(疾病対策センター)が「感染拡大の勢いが衰えなければ、患者数は年明けまでに最大で140万人に達する可能性がある」と、リベリアなど関係各国の経緯を基にシミュレーションした結果を発表したというのだ。

喫緊で言えば、リベリアとシエラレオネではおよそ20日ごとに患者の数が倍増、今月30日にはおよそ8000人にまで膨れ上がる予測だ。

前にも書いたが、発表される患者数は、ここまで来ると控えめな数字で推移すると思われる。報道でも「患者数は氷山の一角で、およそ2.5倍の患者がおり、感染の勢いが衰えなければ、患者の数は来年1月には最大で140万人に達する可能性」を示唆していた。

同時に医療態勢が整えば、感染拡大は収束するとも。リベリアは日本政府に対して医療チームの派遣を要請したとも伝えられている。国際社会の支援強化が不可欠な、危険水域に達したということか。

WHO(世界保健機関)も「患者数は11月の初めには2万人超」と予測している。

アフリカ大陸からまず伝播するのはヨーロッパ諸国およびアラブ諸国。この辺りで食い止めなければ、本当にパンデミックということになる。

その危険性にも、そろそろ真剣に対策すべき時が迫っているような気がする。