普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

核P-MODEL×平沢進→HYBRID PHONON

2014-10-15 08:26:46 | 音楽にまつわる話<的>な
11日の土曜日、本当に久しぶりに平沢(進)先生のライブに行ってきた。

平沢ライブでもP-MODELライブでもなく、核P-MODEL×平沢進→HYBRID PHONONライブ(この辺りがボクにはもう追いつかない平沢先生の背中なんだが…)。

隣りで奥さんも参加。P-MODELを初めて聴いた時のことを思い出した。

実は、Aという音楽出版社に勤めていた奥さんが、放置されていたたくさんのデモテープの中から、P-MODELの「美術館であった人だろ」を見つけ出して聴き、その衝撃のままボクに電話をしてきて「聴いて!! 凄いよこのバンド!!」と、電話回線を通じて聴いたのが、すべての始まりだった。

その時の衝撃は、いまでも覚えている。

彼らのライブを聴くために下北沢に当時あった「ロフト」に出向いて、メンバーと少し話したと思う、それからすぐに8社くらいのレコード会社のディレクターに回状を送って、次のライブを聴かせ観せた。

そこで、ワーナーのディレクターS氏が「どうしてもやりたい」ということで、デビュー・アルバム「IN A MODEL ROOM」はワーナーからということになった。

そんなことを思い出しながら、ステラボールでのハイブリッド・ライブを観聴きし続けた。

ライブ終了後、楽屋へということで、久しぶりのご対面。


●ライブ後の楽屋にて。平沢先生と。先生の頭は真っ白ではあるが出会った頃の髪の長さ! ハリウッドメイクの○○と、こっそり教えてくれた。

いろいろあったけれども、リスペクトしてくれて嬉しかった。

それにしても! 当時を思い出すとまさに隔世の感あり。

時代は、いまや死語の世界的な「アナログ」から「デジタル」へ移行の真っ最中で、すべてが新しい世界を作り出せる可能性に満ちていた。その中で、ひとりP-MODELだけが突出して新しい世界を作り出していた。それは音を聴けば誰でもわかることだった。

そして今回のライブでも平沢先生は、まだ新しいことをやり続けている。すさまじいエナジーとイマジネーション。

平伏!!!