河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

リハ学会2日目

2007-06-08 | 研究・講演
発表は6日に済んでしまい、2日目は夕方の発表の座長だけがノルマである。
ゆっくりシンポジウムや機器展示を見て回り気楽に過ごした。
午後3時からシンポジウム5「ロボット・リハビリテーション工学」は楽しみにしていたものであり、早々と会場に行き最初から最後まで発表を楽しんだ。
特に、東京理科大学 小林 宏 先生のいろいろなロボットの話と本田の 竹中 透 先生の走るアシモまでの開発の話がおもしろかった。
最近はとかくロボットをリハに応用すると言うことがはやりで、大型研究費などを申請するときにはそのようなことを書く人が多いのだが、実際にはロボットを医療・福祉に利用するのはまだまだ時期尚早である。研究で税金を無駄遣いしたあげくほとんどめぼしい成果がないと言うのが一般的なパターンになっているように思う。
私はアトムの時代に生まれたのでロボットやSFは大好きだが、研究としては一歩引いたところでもっと別のアイデアで実際に役立つものを開発したいと思っている。
コメント
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