夕方、岡山済生会病院の治験審査委員会に出席させていただいた。
昨日、済生会の審査委員長から今日の委員会を逃すと次の審査は2ヶ月後になると言われて、朝から必死になって書類を準備したのだ。
済生会病院に着くと既に治験審査委員会は中盤に差し掛かっていた。
この会議には弁護士の方も出席されていてなかなかいかめしい雰囲気である。
なにやら新薬の治験の討論が行われていたが、一生懸命説明する製薬企業の方に次々と厳しい質問が浴びせかけられる。
ちょっと予想とは違う展開になってきた。
特に外科部長のような雰囲気を漂わせた委員の舌鋒が鋭い。
「そんなことではいかんやないか~。」
の一喝でこの件は審査次回に繰り越しとなってしまった。
いきなり私に番が回ってきた。
ここで蹴られたらもう臨床実験は延期である。
何とかコンパクトに分かりやすく実験計画を説明した。
いくつか委員長からやんわりと質問があった後、くだんの外科部長然とした怖い委員から経費のこととか不測の事態が起こったときの対応について質問があった。
それでも私が外部の者であると言うことへの遠慮や、実験自体が患者さんの利益にもなると言うことが理解されて、何とか承認していただいた。
やれやれ一時はどうなるかと思った。
これでおおかたのハードルは乗り越えることができた。
後は機器を搬送して実験開始である。
本当に研究は大変だ。
昨日、済生会の審査委員長から今日の委員会を逃すと次の審査は2ヶ月後になると言われて、朝から必死になって書類を準備したのだ。
済生会病院に着くと既に治験審査委員会は中盤に差し掛かっていた。
この会議には弁護士の方も出席されていてなかなかいかめしい雰囲気である。
なにやら新薬の治験の討論が行われていたが、一生懸命説明する製薬企業の方に次々と厳しい質問が浴びせかけられる。
ちょっと予想とは違う展開になってきた。
特に外科部長のような雰囲気を漂わせた委員の舌鋒が鋭い。
「そんなことではいかんやないか~。」
の一喝でこの件は審査次回に繰り越しとなってしまった。
いきなり私に番が回ってきた。
ここで蹴られたらもう臨床実験は延期である。
何とかコンパクトに分かりやすく実験計画を説明した。
いくつか委員長からやんわりと質問があった後、くだんの外科部長然とした怖い委員から経費のこととか不測の事態が起こったときの対応について質問があった。
それでも私が外部の者であると言うことへの遠慮や、実験自体が患者さんの利益にもなると言うことが理解されて、何とか承認していただいた。
やれやれ一時はどうなるかと思った。
これでおおかたのハードルは乗り越えることができた。
後は機器を搬送して実験開始である。
本当に研究は大変だ。