河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

アメリカ夏の旅の思い出7

2009-08-10 | 旅行記
1994年の夏、留学先のジョンス・ホプキンス大学のあるメリーランド・ボルチモアを起点にした車での旅は、コーネル大学から始まってナイアガラからカナダに入り、延々と北上してケベックで終わった。
いくら臨床の義務のない留学生活とはいえいつまでも夏休みをくれるわけではないので早くボルチモアに帰らなくてはならない。
最後の2日間はただひたすら高速道路を南へと走った。
途中名も知らぬアメリカ北部の街で1泊して夜はその街の雰囲気を楽しんだ。

いまからちょうど15年前になるが、高速道路を走ってもほとんど渋滞はなく、普通の幹線道路を走っているかのようだった。
当時はガソリンは1ガロンが1ドルを切っており、1リットル換算では30円を下回るような安値であった。
今の生活では考えられないようなゆったりとした豪華な旅だったが、費用はほとんど宿泊代とディナー代が余分にかかった程度で信じられないくらい安くついた。

ちょうど今、日本はお盆の帰省ラッシュでひどいところでは50kmの渋滞が起こっているなどと報道されている。
アメリカやカナダではあたりまえだった高速道路の無料化だが、今の日本の道路事情でそれがどうなるかはやってみないとわからない。

しかし、考えてみると今の日本でも週末が本当に休みなら、青森から鹿児島まで安価に旅行できる時代になっているのだと言うことに気付かされる。
なかなか休みのない私にはほとんど縁のない話だが、平日めいっぱい働き、週末ドライブ旅行という生活は楽しそうだ。
最も、高速代だけでなく日本は当時のアメリカと比べると物価はかなり高く感じられるのでそんなに気楽なロングドライブは無理かもしれないが。

15年前の旅行を思い出して、ちょっと当時の記憶が新たになった。
たまに昔を思い出すのも楽しいものだと言うことがわかった。

冬になったら、今度は暖かいところへ行った旅の思い出を書いてみようと思う。
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