河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

マスク

2009-08-28 | 大学
昨日、気まぐれにネットでマスクを注文した。
N95規格で50枚が2000円程度である。
まあこんなものかと思い数箱注文したのだが、病院の看護婦さんと世間話をしていたら、以前病院で購入していた使い捨てマスクは同等品が一箱500円くらいで購入できたのだそうだ。

ネットを検索してみると確かに500円くらいで出ているがたいていは売り切れである。

ちょっと興味が出てきたので調べてみると、大学で斡旋販売している「モースプロテクション」というものは一箱6000円もする。

これはいったいどういうことなのだろうか。

昨年はとても高価な抗体マスクというものを買ってしまったのだが、物もいろいろなら値段もいろいろと言うことでいったいどれを買ったらいいのか非常に悩ましい。

だいたい、最近言われているのは、マスクは飛沫を飛ばさないようにして感染者から他の人にうつすのを防ぐ効果はあっても、防御する効果はあまりないとのことだ。

抗体マスクなどと言うのもちょっと効果は疑問で、だいたい抗体というものは乾燥状態では機能しないだろう。

高価でウイルスを完全に防ぐなどと言っても、マスクと皮膚との隙間からも入るし、だいたいウイルスのついたマスクを手でいじくったら何の意味もない。
それに、あまり高価だと気軽に使い捨てもできないだろう。

おそらく安価なマスクを頻回に交換するのが一番有効なのではないだろうか。

いろいろ調べると、私の買い物はちょっと高い相場で買ってしまったようだ。

昔、オイルショックの頃になぜかトイレットペーパーが高騰したのを覚えているが、今のマスクの相場はそれと類似している。

人はその商品がなくなると思うとつい高くても欲しくなってしまうのだ。

今回のことを反省すると、日頃から1箱500円の安いマスクをストックしておいて、気軽に使い捨てで使うのがよいのではないかということだ。
コメント
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