河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

単身世帯3割超

2011-06-30 | Private
総務省は29日、2010年国勢調査の抽出速報集計結果を公表した。

65歳以上の高齢者人口は過去最高の2929万人。総人口に占める割合は世界最高水準の23.1%。
もうすぐ国民4人に1人が高齢者となる。

15歳未満の子ども人口の比率は過去最低の13.2%。

1人世帯の数は1588万世帯となり、全世帯に占める割合が初めて3割を超えた。

産業別の就業者の割合は「医療、福祉」が10.6%となり、「卸売業、小売業」と「製造業」に次いで3番目。



高齢者、単身者の割合が伸び続け、それに伴って医療福祉の従事者も増えている。

医療福祉は私も教育に関わっているわけだが、製造業のように物を生産するわけでも卸売業、小売業のようにお金を稼ぐわけでもない。
医療福祉の割合が増えることはありがたいことだが、社会の構造としては不安定な社会といえる。

単身者ばかりが増え続けると言うことは、万が一の時にセーフティネットが機能しないと言うことでもある。

国の借金は増え続け、生活はひとりぽっち。

この国は大丈夫なのだろうか。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする