河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

第33回臨床歩行分析研究会定例会プレカンファレンス

2011-12-10 | 研究・講演
九州大学筑紫キャンパスでプレカンファレンスに参加した。
博多駅から電車で20分くらい行ったところで、広大なキャンパスであった。

プレカンファレンスは、まず江原先生が「やさしいバイオメカニクス」と題して、次のシンポジウムを理解しやすくするための基礎的な講義をしてくださった。
休憩の後、山本澄子先生と安田 匡先生、大畑光司先生の3人が「Gait Solutionを正しく理解するために」というシンポジウムを行ってくださった。

今回は初心者にも理解しやすいように構成されており、これまでに聴いたどの講演よりも判りやすかった。
Gait Solutionはヒールコンタクトの時にヒールロッカー機能を補助し、前脛骨筋の遠心性収縮を補助して足関節底屈が起こる。
メカニズムは油圧で速度の2乗の大きさで衝撃を受け止め熱に転換し、プラスチックAFOのようにエネルギーをため込むことはない。
ヒールロッカー機能を補助することで、アンクルロッカー機能も改善する。

正常歩行のヒールコンタクト時には、床反力が膝関節の前方、股関節のはるか前方を抜けるため、股関節伸筋が活発に活動する。

夜は、研究会に参加した吉備国の卒業生達(3名はゼミ生)と、もつ鍋を食べに行った。

博多もつ鍋 やま中本店
福岡市南区向野2-2-12
092-553-6915

コメント
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