河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

年度末の仕事と転居

2011-12-18 | 大学
今年も後残すところ2週間となった。
研究科長になってから、この時期には来年度の大学院講義担当を決めたり、大学院要覧を修正したり、さらに年明けの学位審査の体制を整えたりと極めて神経を使う仕事が次々と押し寄せてくる。
昨年は保健科学研究科のカリキュラムをセメスター化するのと学部大学院一貫教育の仕組みを作ることで忙殺された。
今年はその作業がないだけ楽と言えば楽なのだが、それでもかなり大変である。

そんな忙しい時期に、自宅の引っ越しが重なってしまった。
何もなくても年末は忙しいのに、住所変更に伴う様々な雑務が発生し、気ぜわしいことこの上ない。
大学にも通勤届、住宅届など様々な届出をしなくてはならない。

これだけならまだ何とかなるのだが、今年は研究所の補助金の最終年度であり、予算処理が結構大変である。
おまけに、加納先生と一緒に書いている投稿論文も一刻も早く完成させなければならない。

今年度の特殊な仕事として、「エネルギーの仕様の合理化に関する法律」により、本学においても学内の電気製品について消費量調査が必要となったことが挙げられる。
自分の研究室の電気製品についてのみ報告すれば良いと思っていたら、指示書を良く読むと研究科長として大学院生室の調査をしなければいけないことになっていた。
院生室の蛍光灯の本数や、パソコンやプリンターの消費電力を一つ一つ調べてエクセルシートに記入するのである。
いったいこれにどのような意味があるのか判らないが、絶対にやらなければならないのだそうだ。
こんなことで貴重な時間がどんどん奪われる。

最近は決められたデスクワークをこなすだけでも結構な時間が必要になってきた。
これで研究もやるとなると自由な時間はほとんどそれに費やす必要がある。

忙しい忙しいとこぼしていても何も終わらないので、着々と仕事を片付けていくしかない。


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