河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

平成26年科研費交付申請

2014-04-03 | 大学
平成26年科研費交付申請の指示が科研費担当事務から送られてきた。

科研費交付の仕組みは最近ダイナミックに変わっており、合理的経済的な方向を志向して変化のまっただ中という感じで全体像をつかむのが大変である。
あと数年すればシンプルな使いやすい仕組みが確立するものと思うが、私が現在交付を受けている基盤研究Bでは科学研究費補助金分と学術研究助成基金助成金分とに分かれており、それぞれ別の仕組みで交付申請をしなくてはならない。

2月20日のブログによれば科学研究費助成事業(基金分、一部基金分)継続課題に係る支払請求書の提出と言う作業を行ったことが記録されている。
今度はその残りの交付申請ということになるのだろう。

科研費を執行する上で多少のデスクワークは必要だが、科研費をもらえなければ自分の夢の実現も不可能なので、ここは面倒がらずにしっかりと申請作業をやらなくてはいけない。

そう思い、日本学術振興会のホームページから登録作業を行おうとしたら、ついつい掲載されている「私と科研費」のコラムを読みふけってしまった。

最新号は北海道大学・大学院理学系研究科・圦本 尚義教授の記事であるが、これがとても面白い。
太陽系の起源と進化を明らかにするためにこれまで科研費を得て研究を行ってこられたそうで、SFファンの私としてはこんな研究分野もあるのだと目を見開かされるような気持ちだ。

科研費がなくてはこんな『浮世離れしていて全く実利性』のない研究の実行は不可能だろうと私も思う。

私の研究は実現すれば新しいリハ機器の開発に繋がり、ある程度高齢者の健康に寄与できる可能性がある。

夢を持って貴重な研究費を使わせていただきたいと思う。
コメント
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