河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

医師資格証とは

2024-09-01 | 大学
私が整形外来を担当している順正会内科クリニックで、「医師資格証」の取得を求められた。
何でも電子処方箋を発行するのに必要なのだとか。

日本医師会電子認証センターというところに申請するのだが、医師免許証のコピーや住民票などの提出が必要であり、パスポートを申請するような手間がかかる。

日本医師会電子認証センターのホームページを確認したところ、医師資格証は電子化された医療情報文書に対してHPKI署名を付与することで、本人であり、医師資格を持っていることを証明することができるのだそうである。

HPKI署名とは何なのか。
HPKIは「Healthcare Public Key Infrastructure」の略で、日本語では「保健医療福祉分野公開鍵基盤」のことだそうだ。

ICT 活用時代において、マイナンバーカードが国民の身分を証明するだけでなく、今後、 健康保険証や運転免許証のような資格を証明するのと同様、HPKI カードが医療従事者の身分を証明すると同時に、その医療関連資格を証明することになり、それがこれからの時代に必ず必要となるのだそうだ。

個人的には医師資格証を持つ意義というのが今ひとつよく分からないのだが、これまで医師資格を持っていることを証明するには賞状のような大きさの医師免許証のコピーを提出する必要があったのが、今後は携帯できる医師資格証(ICカード)で代用できるというのが便利かなと思う(そんな場面はめったにないのだが)。

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