中皮腫が潜伏進行していた頃のリン。
好き嫌いが激しくなり、体重が減り気味だった3ヶ月前のもの。
この少し前、猫ワクチンの時、嘔吐しているからと調べてもらった検査では異常なかったのにね。
一昨夕、まだ少し明るいうちにと、リンを埋葬する場所を掘った。
旦那様が帰って来て、夜に懐中電灯で照らしながらもっと掘った。
椿の花がきれいだったので、明るいうちに摘んでいた。
カゴに、自然に還る麻布を敷いて、リンを寝せた。
旦那様がこの冬ずっと巻いていたカシミヤのストールで身体を包んで。
ストールは八千代病院小児科医のM先生がインドから買ってきてくれたもの。
椿の花を添えたリンの棺に一晩、旦那様が添い寝してくれた。
リン、お父さんに3日も続けて添い寝してもらって、良かったね。
埋葬する前に、リンが好きだった素麺を持たせて。
脱臼治療のスクリューのせいか、握るような手になっていた。
朝、麻布で包んだリンを埋葬した。
つぼみをつけた白木蓮の下には、先輩のチョコが眠っている。
夕方、昔診ていた4人兄弟のお母さんが、ブログを見たとお花を持って来てくださった。
「先生、元気出して。車に気をつけてくださいね」と言われ、ほろっとして。
雨の中で眠るリンに「お花をもらったよ」と見せた。
そのあと、「花のヤマトです」と持って来てくださったのはこれ。
納品書には「猫アレンジ」と書かれていて、またうるうる。
リンのために、皆様ほんとうにありがとうございます。
お悔やみの言葉もたくさん、ありがとうございました。
やれることはすべてやったので、悔いはないはず。
なのに、どうして涙にくれてばかりなのかな。
お話を読んで、やっぱり物語は癒しだなと、こちらもありがたく。
今朝は山下達郎の「忘れないで」を聴いていた。
「♪帰らない面影をあきらめるその日まで
ぼくはこうして見守り待ってる♪」
リンの代わりに添い寝してくれるふうに感謝。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)