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川天使空間

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日本児童文学者協会 関西センター主催 2025春の講演会

2025年04月14日 04時47分04秒 | 創作・本の紹介
「発達障がいってなあに?」というお話をしてきました。



会場のたかつガーデンの八重桜は満開。



大阪府教育会館なんですね。



前のテーブルには、手作りのきれいなお花が(持って帰れなくてすみません)。



そして、後ろのテーブルには、私とパネリストみなさまのご本が。





第1部の講演会、スライドが後ろの方には見えにくかったので、
言葉で伝えようと必死でした。伝わったかな。



第2部のパネルディスカッション、最初に教育現場にずっとおられた草香恭子さまの、発達障がいと現場のお話。
続いて、安田夏菜さまが『アナタノキモチ』のご本を書かれた経緯を話してくださいました。
発達障がいのハルくんのことも、他のキャラと「フラット」に書くことを心がけたという部分が刺さりました。
続いて別司芳子さまが『スマイルカットでみんな笑顔に!』の赤松美容師さんへの取材、
カットを受ける発達障がいの家族への取材の詳しいお話をされました。
別司さまの取材の目線がとてもやさしいことが伝わってきました。

フリートークでは、草香さまから教育現場でのタブレットの使われ方や、
発達障がいの児童だけじゃなく保護者も含めたこととか、
ああ、これが現場の現実なのかと驚くようなお話をたくさん聴きました。
それにしても草香さまのトーク(お話じゃなくトークです)、面白かった!

司会の繁内さまは、ほんとうにすてきに講演会を盛り上げてくださり、
とっても楽しく、いい会になったと思います。
会場の方からの質問コーナーも、深かったです。

森くま堂さま、保冷剤いれて冷たいお茶を運んでいただき、ありがとうございました。
うたかいずみさま、書籍や紙芝居はかさばって重いのに、運んでくださってありがとうございました。
スタッフのみなさまみんな、てきぱきと動いていて感動でした。
ほんとうに、ありがとうございました!

昨日は伊丹空港でフライフィッシング仲間のえーちゃんと昼ご飯を食べた。
釣りの話も楽しかったし、いい大阪行きでした。
で、今日は私の古希の誕生日なのでした。
いやあ、歳とったなあと(笑)。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
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大阪へ行って来ます

2025年04月12日 04時37分11秒 | 創作・本の紹介
今日は午後2時から大阪の「たかつガーデン」で、「発達障がいと児童文学」のお話をする



私の話のあと、児童文学者協会関西支部の、
草香恭子さま、安田夏菜さま、別司芳子さまと、パネルディスカッションを行う。

事前にいろいろ打ち合わせをしていただき、ほんとうに楽しみ。
いい会になりますように!

昨日は楽しく出かける準備をした。
夫氏も仕事があるが、夜は猫たちの世話をしてくれるのでありがたい。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
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「東北6つの物語」を並べてみた

2025年04月05日 04時40分12秒 | 創作・本の紹介
本棚に並べたものを見たかったので、やってみた。
医局の本棚の上に縦置きで。



広角で撮るとこんな感じ。



ウェブサイトのほうは出版順に並べたが、こちらは本の袖にある順番で。

じつは、医局の本棚の上に、みちのく童話会メンバーの本たちと並べて置いてある。



「みちのく妖怪ツアー」シリーズも入れたかったが、自宅に揃っていて残念。

並べて置くと、ああ、みんなでがんばったんだなあという思いがわいてくるなあ。

昨日は書いて釣りの準備をした。
今日午前は仕事で、昼からちょっとだけ近くの川を見に行く予定。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
コメント (2)
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『児童文芸 2025 春号』

2025年04月04日 04時52分25秒 | 創作・本の紹介
児童文芸の春号、特集は「歴史に刻む、平和を書く -日本児童文芸家協会創立70周年記念作品集-」。
協会の重鎮作家さまたちの作品どれもみな、心にずしんとひびいた。

間部香代さまの「ヂャ サヨナラ〜戦争と手紙、五分で書いた遺言〜」。
書道家が第二次世界大戦で内地を発つ前に短時間で書いた手紙に、心揺さぶられた。

新井悦子さまの「いたいのいたいのとんできた」。
自著の絵本『いたいのいたいのとんでゆけ』を「いたいの」を飛ばされた鬼を主人公にした創作、面白い!

石川千穂子さまの「物語屋」。
森で育った木がチェロやバイオリンなどの楽器になって音楽を奏でるって、いいな。

金治直美さまの「だれか教えて」。
「近未来シミュレーション実習」でドローン操縦が上達すると徴兵されるって怖すぎ。

すとうあさえさまの「ロバのチョモ」。
日中戦争で日本の軍隊で働いたあと日本にやってきたチョモの物語、切なかった。

高橋うららさまの「死神ハロスのスパイ大作戦」。
核のスイッチを保持国に押させる寸前で留まった結果、学校で情報モラル教育をする--心に刺さるユーモアだった。

たけたにちほみさまの「森へクッキーを買いに」。
森を守ったおじいちゃんレシピのクッキー、おいしそうだった。

光丘真理さまの「ぼくも、命を助ける人になりたい!」。
アフガニスタンの男の子が国境なき医師団に命を助けられ、命を助ける人になりたいと願うって、わかるなあ。

深山さくらさまの「カエルのじいさまとおたまじゃくし」。
自分の子じゃないおたまじゃくしを守るじいさまと、甘えるおたまじゃくし、いい関係だなあ。

横田明子さまの「平和ごっこ」。
きくらげをつくる防空壕で見た戦時中の子どもたちの幻、「平和ごっこ」が切なかった。

山本省三さまの「花火と尻尾」。
30年以上たってから公になった昭和20年10月20日の「小坪洞窟鉋台跡爆発事故」、言い出せなかった人々の気持ちがわかるようだった。

今号ではみちのく童話会の野泉マヤさまの『妖怪エンキリ』連載も開始され、
『東北まつり・おいしい・ふしぎ物語』もご紹介いただいた。
5月の総会、交代が難しい健診が続けてあって出席できず。
今年こそ行きたかったのになあ。

昨日は粛々と創作を続けた。
今日は釣りの準備をせねば。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
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『サンショウウオの歌が聞こえてくるよ』森川成美・作 森川泉・絵 新日本出版社

2025年04月02日 04時38分15秒 | 創作・本の紹介
森川成美さまの新刊、新日本出版社の「こんな部活あります」シリーズ、「生物部」です。

 姉が通っている進学校の中学受験に落ちて、大学までストレートの神坂学園中学校に入学した里山あかね。
 医学部推薦があるからとこの中学に入学した弓削さん、元飼育係で生き物好きな石川さんと、3人で生物部に入ることに。
 ところが上級生はおらず、卵から杯の標本を毎日作る指示だけだして、顧問はとつぜんアメリカに渡ってしまう。
 代わりに担当になったトモちゃん先生は生き物に触れないし……

なんとも波瀾万丈な生物部。
しかも、弓削さんと石川さんはケンカするし、天才ピアニストの西口くんは合唱部の指揮者とケンカして生物部に逃げてくるし。
どうなることかと、本を読み進めるのを止められなかった。
そして、わかるわかる!と納得のラストで。

読ませるなあ、森川さま。
森川泉さまの絵も、ぴったりだし(目次の下の絵がとんでもなくかわいい)。

・お母さんがコミュ障の医者だけど医者になろうとしている弓削さんのキャラ好きだなあ。
・カエルの卵とサンショウウオの卵が成長する描写が秀逸(森川さま育てたのかな)。
・「うちのおかあさんは、金魚は表情がないって、きらいなんだ」というあかねの言葉、なんかいい。
・「ピアノ協奏曲はオーケストラと指揮者がチームを組んで、ピアニストと対決しているみたいなものなんだ」という西口くんの言葉がすごい。
・正しいことが大事な人と、気持ちが大事な人。永遠に話が噛み合わないのかもと思うのに、みんな夏休みも世話に来ているのがいい。
・みんな違う感覚で世界を見ているんだから、一緒の考えになることはないというあかねの言葉に強くうなずいた。
・「違う道筋をたどって成長するカエルとサンショウウオ」、そうか、人だってみんなそれぞれだものね。

「生物部」なんだけど人が深く描けていてやっぱり「文学」だよなあと思った。

森川成美さま、ますますのご活躍を!

昨日は診療は忙しくなかったが、連絡あれこれが忙しかった。
やっぱり新年度なんだなあと。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
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