猫のオシッコ対策のために決行したのは、クリッカートレーニング作戦。
この本を読んで、
いつも心にはっぴーにゃんこ♪
こちらのサイトも参考にさせていただいて。
方法は簡単。
ご飯を食べ終えて残ったキャットフードはすぐ片付けて、猫たちが腹ペコの状態で。
猫の鼻先に棒の先を持って行く。
この棒の手元には押すとカチッと鳴るクリッカーがついている。
(棒とクリッカーでもOK)
習性で、猫は棒の先に鼻をくっつける。
くっつけた瞬間にクリッカーをカチッ。
間髪をおかず、キャットフードをあげる。
棒の先を猫から離しておいて、猫がやってきて鼻をくっつけたらカチッ。
フードをあげる。
また鼻をくっつけたらカチッ、
フードをあげる。
このくり返し。
棒の先に鼻をつけるとごほうびがもらえることを学習した猫は、トレーニングに燃える。
猫だから、すぐにあきるけれど、毎日毎日、楽しくお勉強してごほうび。
これをやってから、オシッコ攻撃がピタリと止んだのだ。
最初は半信半疑だったけれど、猫たちの顔つきもやさしくなって、これは本物だと。
同じようなトレーニング(ハズバンダリートレーニング)を秋田市の大森山動物園でやっている。
上野動物園のパンダも、トレーニングで自ら体重計に乗るという。
猫にもできないかなと調べて、クリッカートレーニングを知った。
遊んで学んでおりこうになって。
このトレーニング、じつはやっている人の学びにもなっているのですねぇ。
猫の気持ちをしっかり理解しないとやれないから。
たとえば鼻をくっつけたのにクリックが鳴らないとか、クリックが無闇に鳴ったりしたら、猫は混乱する。
混乱したら、オペラント条件づけ(強化子-餌(&クリック)-を用いた条件付け)ができない。
たとえば猫があきちゃったのに無理矢理やったら元の木阿弥。
通常、1匹ずつ部屋に隔離してやるのだけれど、我が家はそれだとうまくいかなかった。
画像はリンだけれど、今のところジジが一番上手にやっている。
チョコが一番出遅れているけれど、ゆっくり、ゆっくり、と思っている。
まあ、まだ失敗はするかもしれないけれど、今は「ハイタッチ」の芸を目ざして特訓中であります。
と、このことを題材に小さなお話を書いているのであった。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)