工藤純子さまの最新刊です。
4年1組のクラスにネパールから転校生がやってきた。
「ワ、タシの、名前が、エリサ・ビソカルマ、です」なんて自己紹介。
へんな言葉にみんなが笑ったら、エリサは話さなくなった。
学校も休んでしまうエリサに、ぼく、雨宮蒼太は、幼なじみのゆうりとエリサの家に。
エリサは赤ちゃんをおんぶしていて「オト…」と言ったような。
学校の「弟子入り体験」授業で蒼太とゆうりが選んだ店「モモ」は、エリサのお父さんの店だった……。
「ダンネバード」は、ネパール語で「ありがとう」の意味。
話せない外国人のクラスメイトにどう対応したらいい?
颯太は引っ込み思案の自分とエリサちゃんは似ているところがあるんだと気づき、
忙しいお店の手伝いを一緒にしながら、やっとわかり合えて。
忙しいお店の手伝いを一緒にしながら、やっとわかり合えて。
エリサちゃんの「ワタシ、ガッコ、行く!」の言葉に、ボロ泣きしてしまった。
工藤純子さまの筆力に、心意気に、もうやられまくり。
外国人との対応は、この時代、知らないではすまされないこと。
そして「外国人の子どもには日本の義務教育への就学義務はない」っておかしいよね。
そして「外国人の子どもには日本の義務教育への就学義務はない」っておかしいよね。
これ、すべての小中学生に読んでもらいたいです。
しかし、こういうこと、学校でなくとも今は普通にある。
自分も、小児救急でパキスタンの方とウルドゥー語の翻訳アプリで意思疎通しようとしたことあるなあ。
結局は身振り手振りのほうがわかりやすくて気持ちも通じたという。
こちらは、療育センター杉の子病棟の子どもたちへの、工藤純子さま『リトル☆バレリーナ』のサイン。
子どもたち、大喜びでした!
工藤純子さま、サイン本をありがとうございます!
ますますのご活躍を!
外来で読み始めたら止まらなくなって危険だった。
ぜったいひとりで静かに読むべきだった。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)