昨日、群馬の床暖房専門店
ヒーティングサービスの社長さんが、遠い道のりを秋田まで来てくださった。
これまで地元業者に見ていただいていたけれど、暖房効率がひどく悪くなっていたので。
散々ネット検索して見つけた、温水床暖房を専門としていて、施行件数が1000棟以上という実績のある社長さん。
我が家と同じような床暖房の修理を手掛けておられることもわかり、7月はじめからメールで相談していた。
まさか秋田まで来てくださると思っていなかったので、感謝感激。

パイプに圧力計をつなぎ、漏れがないかを見る。
圧の低下はあまり見られず、おそらくエア詰まりが酷いのだろうとのこと。
古い不凍液を排出して、ボイラ内と床暖房回路を水洗い。
この時、ものすごい量のエアが出てきたとのこと。

古い不凍液は緑青も出て(パイプが銅管なので)こんなに汚れていた。
20年の間に、様々なメーカーの不凍液が混じり合い、防錆効果はなくなっていただろうとのこと。

続いて、10年間交換不要というロングライフの不凍液(メーカー毎に色が違ってこちらはショッキングピンク)を、水中ポンプで一つ一つの回路に流していく。
最初は透明な水が出て、途中からピンクになっていくのが面白い。
この作業中にも、回路からポコポコとエアが排出されてきていた。
回路の不凍液を入れたあとは、ボイラーに不凍液を入れる。
全部で、一斗缶4缶ほどの不凍液が入った。
「床暖房が効いているか、温度を見てきてください」
と言われて、レーザー温度計を持って室内の床温度を見た。

これまで全く床が暖まらなかった居間の東側が温かく。

キッチンの床も去年は冷たかったのに、きっちり暖まっていた。
トイレなどのパネルヒーター含めて、床暖房の全部位が復活していた。
それだけでもう感動。
「まだ、へんな音がしますね」と言われて耳をすますと、わずかに雑音が。
「わずかな漏れがあるかもしれませんので、明日午前中、残りの作業をやります」
と、ホテルに引きあげられた。
いやぁ、さすが専門家。
お願いして良かった!
床暖房の作業中に、ちょっとだけ推敲した。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)