きのうはジェンダーとは・・なんてえらそうに書きましたが、たまたま土曜日に大学婦人協会主催の講演会に参加して、朝倉むつ子さんという早稲田大学の大学院の先生のお話 「ジェンダーの視点をもつということはどういうことか」 を聞いてきましたので、その中でおっしゃったことを書きました。
世の中には、性別規範をすっかり自分のものとして、疑う事なく適応し、人生を楽しんでいらっしゃる方も多いでしょう。そういう人からみたら、ジェンダー?なにそれ?ということになるかもしれませんね。そしてまた、はなっから、おなごもおとこもない、できることはできる。できないことはできないのだ。なんて、考えている人もいると思います。こういう方も、ジェンダー?なんだそれ?と思われるでしょうね。それでいいんですよね。必要なひとに、必要な情報が届けられたらいいなあと思っています。
ただ、わたしは、10年前に、ジェンダーということを知って、衝撃的でした。そういうことだったのかと、目の前が明るくなりました。以来、本を読み、講座や講演会に通い、深く知ろうとしてきました。そして、ジェンダーの視点があったから、セクハラもDVも世の中に認知されてきたことを実感しています。より住み易い世の中になるために、ジェンダーについて学びたい・・という人が増えてくれたらいいなあ・・なんて考えています。
”おんなのくせに”とか”おんなとはそういうものだ”などと、10っぱひとからげにくくられたくない、わたしです。(散々、言われましたから・・)
これもジェンダーの側面ではありますが、心の問題から、人間関係、社会
構造や権力構造にまでおよんで、奥ぶかいですよ 。