株式市場では連日、株価の乱高下が続いている。昨日の日経平均の終値が17,191円。前日から559円も下げた。12月末の19,033円が夢のようだ。為替は1ドル117円。日本経済にとって心地よい為替相場は115円〜125円のレンジだと思っているので、辛うじてまだ心地よい圏内にはあるけど、この先どう進むのだろうか。
日銀は日本初のマイナス金利政策を発表した。日銀の思惑通りに金融機関が企業へ貸し出しを増やして企業の設備投資や賃上げを後押しして景気を刺激することになるのかどうかはわからない。
暖冬で百貨店や家電量販店の冬商戦が振るわなかったようだ。2月に入り、そうでなくてもニッパチは景気が悪いと言われているのだから売り上げは伸び悩むだろう。頼みの綱はインバウンド消費だろうか。
2015年の訪日外国人旅行者数が1900万人後半になり、爆買いしてくれなくても優れた品質の日本製品の買い物などのインバウンド消費に期待するとしよう。