風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

日本の森林資源の活用

2016-02-20 | 大自然


 今朝から山の会の例会山行で西粟倉村の山に向かう。西粟倉村は岡山県の東北東にある緑豊かな森林の村だ。今年は積雪量が多くなさそうだけど、久しぶりに雪の山を歩く。
 日本は森林国家だ。西粟倉村に代表されるように日本の森林率はフィンランド、スエーデンに次いで世界第3位だ。
 またスギやヒノキなど国土の28%が人工林の日本は世界一だ。2位フィンランド(19%)、3位ドイツ(15%)と続く。
 日本の人工林は今どこもちょうど伐採適齢期を迎えているようだ。材木の価格が外材に押されて森林業自体が長く衰退の一途をたどってきたけど、最近身近な豊富な資源の活用に光が当てられ始めた。
 日本の森林資源を活用しない手はない。西粟倉村でも百年の森構想に沿って「森の学校」が立ち上がり、若い感性の木材加工製品も生み出されている。
 和食文化の次は和風建築の良さやスギ、ヒノキの素晴らしさを世界に発信していけたら、と思う。
 さあ、そろそろ西粟倉村に出かける準備をしよう。