いつの頃からか日本は過剰潔癖社会になってしまった。結果として日本人は免疫力を落とし、アレルゲンに負けやすい体に衰退してしまったように感じる。マスク姿を多く見かける街の異常な光景も世界中で日本くらいのものだろう。
免疫力を高めるポイントの7割は腸内細菌にあり、残りの3割は気持ちの問題だという記事を読んだ。日々の食事でバランス良く食べることと気持ちを明るく保つこと。まさに「病は気から」だ。
山川草木国土悉皆成仏
この世界に生きているものには皆、意味がある。日本人の自然観は素晴らしい。過剰なきれいな社会は捨て、小さな虫や菌たちとの共生を取り戻すことが、免疫力を高めるための第一歩になるのかもしれない。床に落としてしまったものでも拾って食べていい。バイ菌が付いていても大いに結構。細菌やバイ菌と共生することが腸内細菌を増やし、元気で健やかに暮らせるとおおらかに考えて自然体で生きよう。
そろそろ朝食の準備をしなくては。