杉原幸子さんの「六千人の命のビザ」を読み終えた。1940年にリトアニアでユダヤ人救出のために本国の指示に背いてビザを発給し続けて6千人の命を救った日本副領事、杉原千畝さんのご家族の物語だ。
昨年末、映画「杉原千畝 スギハラチウネ」を見た後、Amazonでこの本を買い求めた。併読する癖のため、読み進めるのに時間がかかったけど、奥さんの目から見た杉原千畝さんの葛藤や心模様が窺えて面白かった。そして改めて杉原千畝さんという日本人がいたことを一国民として誇りに思った。今も気骨ある日本領事がどこかの国で活躍していてくれることを願うばかりだ。