風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

齢を重ねるのも悪くない

2016-02-12 | 健康


 ラジオ深夜便「明日へのことば」で内山章子さんの話を聴く。米寿を迎えた人とはとても思えない若々しい声が素晴らしい。83歳で8年かけて京都造形芸術大学芸術学部通信教育部を卒業された。思い立った動機は、戦時に青春時代を送り、女子学習院から東京女子大学に進むが戦時特有の状況や家庭の事情もあって十分に高等教育を受けることができなかったからだとか。姉の看病で卒業まで8年もかかったが、諦めずに卒業された熱意に頭がさがる。
 
 日本は人口の高齢化が進んで超高齢化社会を負のイメージで語られることが多いが、内山章子さんの話を聴いていると、齢を重ねることも悪くないと思えてくる。いくつになっても常に目標を持って、明るく元気に過ごすことができたらいいなあ。