風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

ハンナのいる暮らし

2016-02-13 | トイプードル


 仕事から家に戻り、ハンナを連れて散歩をしていたら、同じようにワンちゃんを連れて散歩していたご夫婦と出会い、ハンナの歳を尋ねられた。えっ、いくつになったんだろう。5月末に誕生したので、生後8ヶ月になったことに気づかされた。生後2ヶ月目に我が家の一員になったので、家族になって早や半年が経ったことになる。時が経つのは早いものだ。
 仕事に出かけても、ハンナが僕の帰りを待っていてくれる暮らしには潤いが生まれた。ハンナに感謝しなくては。

 


齢を重ねるのも悪くない

2016-02-12 | 健康


 ラジオ深夜便「明日へのことば」で内山章子さんの話を聴く。米寿を迎えた人とはとても思えない若々しい声が素晴らしい。83歳で8年かけて京都造形芸術大学芸術学部通信教育部を卒業された。思い立った動機は、戦時に青春時代を送り、女子学習院から東京女子大学に進むが戦時特有の状況や家庭の事情もあって十分に高等教育を受けることができなかったからだとか。姉の看病で卒業まで8年もかかったが、諦めずに卒業された熱意に頭がさがる。
 
 日本は人口の高齢化が進んで超高齢化社会を負のイメージで語られることが多いが、内山章子さんの話を聴いていると、齢を重ねることも悪くないと思えてくる。いくつになっても常に目標を持って、明るく元気に過ごすことができたらいいなあ。


富士山は常に美しい

2016-02-11 | 大自然


 東京出張から戻った。駆け足の一泊出張だった。
 羽田沖でJALの機内から雪をかぶった富士山がきれいに見えた。いつどこから見ても富士山は常に美しい。



 岡山に戻る時は日本アルプスの山々を鳥瞰することができた。でも山は眺めるだけではつまらない。汗して登るほうが山は断然楽しい。
 眠気に負けず、恨めしげに雪山を眺め続けた。


クローズアップ現代 がんを生ききる、残された時間

2016-02-10 | 健康


 泣けた。テレビを見ながらボロボロ、泣いてしまった。
 ハンナを膝に抱きながらNHKの「クローズアップ現代」を見た。「がんを生ききる 残された時間 どう選択」 素晴らしい内容の番組だった。
 先月亡くなった研究者、澤昭裕さんが最終ステージで医師や奥さんと治療方針を相談して、意識をなるべく明瞭に保つための処方を選択。最後の原稿を仕上げられて、二日後に亡くなる。
 残された一人娘に味噌汁の作り方を伝えて亡くなったお母さん。最期まで人生を生き切る、自分らしくフィニッシュする、残された時間を遣い切ることを考えさせられた。そして先年一足早く逝ったカミさんの闘病生活が頭をよぎった途端、涙が溢れ出した・・・



 ゲスト出演の樹木希林さんのお話もよかった。全身にがんが転移していることも既に告白されている。樹木希林さんはカミさんとひょんなことで接点のあった人でもある。番組の最後で、降板問題で渦中の国谷裕子キャスターを「NHKは大変な財産をお持ち」と、きわどく意味深な発言もあったけど、樹木希林さんらしい優しさが滲んでいた。これからまた闘病生活に入られるとのことだけど、樹木希林さんらしく病気と向き合われて、生ききり、人生を全うされることを心より願っている。


六千人の命のビザ

2016-02-09 | Weblog


 杉原幸子さんの「六千人の命のビザ」を読み終えた。1940年にリトアニアでユダヤ人救出のために本国の指示に背いてビザを発給し続けて6千人の命を救った日本副領事、杉原千畝さんのご家族の物語だ。
 昨年末、映画「杉原千畝 スギハラチウネ」を見た後、Amazonでこの本を買い求めた。併読する癖のため、読み進めるのに時間がかかったけど、奥さんの目から見た杉原千畝さんの葛藤や心模様が窺えて面白かった。そして改めて杉原千畝さんという日本人がいたことを一国民として誇りに思った。今も気骨ある日本領事がどこかの国で活躍していてくれることを願うばかりだ。


過剰潔癖社会からの脱却

2016-02-08 | 健康


 いつの頃からか日本は過剰潔癖社会になってしまった。結果として日本人は免疫力を落とし、アレルゲンに負けやすい体に衰退してしまったように感じる。マスク姿を多く見かける街の異常な光景も世界中で日本くらいのものだろう。
 免疫力を高めるポイントの7割は腸内細菌にあり、残りの3割は気持ちの問題だという記事を読んだ。日々の食事でバランス良く食べることと気持ちを明るく保つこと。まさに「病は気から」だ。

 山川草木国土悉皆成仏

 この世界に生きているものには皆、意味がある。日本人の自然観は素晴らしい。過剰なきれいな社会は捨て、小さな虫や菌たちとの共生を取り戻すことが、免疫力を高めるための第一歩になるのかもしれない。床に落としてしまったものでも拾って食べていい。バイ菌が付いていても大いに結構。細菌やバイ菌と共生することが腸内細菌を増やし、元気で健やかに暮らせるとおおらかに考えて自然体で生きよう。

 そろそろ朝食の準備をしなくては。
 


純米雄町65を味わう

2016-02-07 | 日本酒


 ハンナを連れてカジュアルイタリアンの店、パスタフローラに行く。岡山市内でペットを連れて入れる数少ないレストランの一つだ。
 クアトロフォルマッジオのピザを注文。ハンナは芳しい香りがたまらないみたいで、ウクッウクッと甘えたような鼻声を出し始めた。
 ハンナと濃厚なチーズのピザをシェアする。奥深い味のチーズを堪能して、満足して家に戻る。



 早速、パスタフローラの隣の酒屋さんで買った勝山の酒、辻本店の御前酒の封を切る。雄町米の精米歩合65%、純米無濾過生原酒は香りも品が良くて、旨い酒だった。
 Amazon Prime Videoで007のアクション映画を見ながら一人、御前酒を楽しんだ。



 岡山は美味しい地酒に恵まれた酒どころの地。美味しい地酒を呑むたびに、この地に暮らせる幸せを思う。


2ヶ月ぶりのトリミング

2016-02-06 | トイプードル


 朝9時、ハンナをK-nineに連れて行き、2ヶ月ぶりにトリミング。その間に僕はスポーツジムに行き、走って、バイクを漕いで一汗かく。サウナでさっぱりしてから12時にハンナを迎えに行った。
 ハンナは見違えるほど美しくなり、眩しいほどだ。短くカットしたのでそれまでの巻き毛がストレートに生まれ変わった。毛の色も栗毛色が淡くなり、アプリコットそのもの。ハンナもトリミングをしてもらって気持ちよさそう。
 さて、夕食はおしゃれにイタリアンにしようか。


 

ダイエットの難しさ

2016-02-05 | 健康


 Patagoniaからセールのカタログが届いた。このカタログには世界の山々で撮影されたクライミングの写真が掲載されているので、単なるカタログを超えた魅力に溢れている。モデルのクライマーがこれまた格好いい。
 理屈ではわかっていてもなかなかできないのがダイエット。先日の健診で測った体重は昨年の健診時とほとんど体重変化がなかった。粗食の毎日なので期待していたけど、願いは叶わなかった。
 あと2〜3kg、減量したい。人間が1日に燃やすことができる総消費エネルギーは基礎代謝量70%、生活活動代謝量20%、食事誘導性体熱産生10%と言われている。基礎代謝量が加齢とともに落ちていることはわかるし、炭水化物の消化・吸収に時間がかかるので就寝前5時間は炭水化物を摂らないという理屈も頭ではわかっているけど、早寝早起きの生活なので、仕事から帰ってすぐに夕食をとっても就寝前5時間は確保不可能だ。
 ダイエットの道は険しく厳しいものだ。スラッとした体型のPatagoniaのカタログのクライマーをため息まじりで眺めた。




インバウンド消費に期待

2016-02-04 | 田舎暮らし


 株式市場では連日、株価の乱高下が続いている。昨日の日経平均の終値が17,191円。前日から559円も下げた。12月末の19,033円が夢のようだ。為替は1ドル117円。日本経済にとって心地よい為替相場は115円〜125円のレンジだと思っているので、辛うじてまだ心地よい圏内にはあるけど、この先どう進むのだろうか。
 日銀は日本初のマイナス金利政策を発表した。日銀の思惑通りに金融機関が企業へ貸し出しを増やして企業の設備投資や賃上げを後押しして景気を刺激することになるのかどうかはわからない。
 暖冬で百貨店や家電量販店の冬商戦が振るわなかったようだ。2月に入り、そうでなくてもニッパチは景気が悪いと言われているのだから売り上げは伸び悩むだろう。頼みの綱はインバウンド消費だろうか。
 2015年の訪日外国人旅行者数が1900万人後半になり、爆買いしてくれなくても優れた品質の日本製品の買い物などのインバウンド消費に期待するとしよう。


BOSE社製Wave SoundTouchの技術

2016-02-03 | Mac


 BOSE社製のWave SoundTouch Music System Series IVを買った。このシリーズは2台目の購入になる。1台目は寝室に置いて、主に目覚まし代わりにラジオ深夜便を聴いたり、寝る前に読書をしながらCDを聴いている。今回購入した2台目はリビングに置くことにした。JBL社製のオーディオの横に置いて、併用することにした。
 BOSE社製の同製品は進化した。今回購入した製品は家のWi-Fiに接続すると、iPhoneやiPadやMac PCからこのWave SoundTouch Music Systemを自在に操作できる。インターネットラジオなどは簡単に選んで聴ける。音楽やラジオを楽しむ世界が広がった。便利になったものだ。
 BOSE社製のWave SoundTouchは音質が良いのでとても気に入っている。この小さな筐体に込められた技術の高さに驚かされる。できれば日本からこのような優れた製品が生まれる日が訪れることを期待したい。

文語の魅力

2016-02-02 | 田舎暮らし


 ラジオ深夜便「明日へのことば」で「美しい日本語を未来に引き継ぐ 文語文のすすめ」と題する文語の苑理事長の愛甲次郎さんの話を聴く。部屋の灯りもつけず、いつものようにベッドに横たわったまま寝ながら聴くぐうたらリスナーだけど、ぐいぐい話に引き込まれていく。
 欧米語を駆使して仕事をされてきた元クウェート大使だった愛甲さんならではの文語への誘い、日本語の持つ美しいリズムと言語の響きの素晴らしさに改めて気付かされた。文語は歴史と伝統の日本の文化であることは確かだ。
 英語教育の重要性ばかりが声高に叫ばれる今の世の中だけど、日本語、文語の響きや美しさを味わう教育が小中高の教育の中でもっと重要視されていい。意味がわからなくても、まずは音読、素読でいい。日本人の情緒とか心が育つことは間違いない。その通りだと思う。



 島崎藤村の千曲川旅情の歌を久しぶりに聞いて、あまりの日本語の美しさに朝から酔ってしまう。

  小諸なる古城のほとり 
  雲白く遊子悲しむ
  緑なす繁蔞は萌えず
  若草も藉くによしなし
  しろがねの衾の岡邊
  日に溶けて淡雪流る

  あたゝかき光はあれど
  野に滿つる香も知らず
  淺くのみ春は霞みて
  麥の色わづかにし
  旅人の群はいくつか
  畠中の道を急ぎぬ

  暮れ行けば淺間も見えず
  歌哀し佐久の草笛
  千曲川いざよふ波の
  岸近き宿にのぼりつ
  濁り酒濁れる飲みて
  草枕しばし慰む
 
 早春賦もリズム感あふれる素晴らしい詩だ。

  春は名のみの風の寒さや
  谷の鴬 歌は思えど
  時にあらずと声も立てず
  時にあらずと声も立てず

  氷解け去り葦は角ぐむ
  さては時ぞと思うあやにく
  今日もきのうも雪の空
  今日もきのうも雪の空

  春と聞かねば知らでありしを
  聞けば急かるる胸の思いを
  いかにせよとのこの頃か
  いかにせよとのこの頃か

 愛甲次郎さんの話を聴いて、日本語、文語の素晴らしさに改めて気付かせてもらった。


笑う門には福来る

2016-02-01 | 健康


 日曜日の夕方、洗濯機を回し、ご飯を炊いて冷凍ご飯のストックを作り、主夫業を済ませた後、ハンナを一週間ぶりにシャンプー。色艶のいいアプリコットが蘇った。
 シャンプーした後は、ハンナはいつものようにハイテンションで家中飛び跳ねて遊びまわる。綺麗になると心身ともに爽快感でハイテンションになるのだろうか。

 ある新聞のコラムで米国の有名私立女子大学の卒業生を追跡調査したところ、卒業アルバムに笑顔で写っていた人たちは、しかめっ面だった人たちと比べ30年後も、より幸福に暮らしていたという記事を読んだ。「笑う門には福来る」そのものだ。幸福な人は好ましくないことでも何は良い点がないか探る積極志向が強く、反対に幸福でない人は好ましい出来事であっても否定的な側面を考えがちだとか。
 禍福を分けるのは気の持ちよう、ポジティブシンキングで生きると人間関係が良くなり、仕事がうまくいき、周囲を明るくさせ、物事がどんどんいい方向に向かうということなのだろう。笑顔で福を招き寄せなくては。