(巣ごもりキャンプトレーニング)
先日、衝動買いしたモンベル社製アルパインクッカーディープ9でも、1合程度のごはんならアルコールで12、3分もあれば炊けることが分かった。蓋に小さな穴が開いていて水分が漏れすぎるのが心配だったが、水を心持多めに入れておけば問題ないだろう。ご飯は、メスティンで炊くのもよし、ナイン(面倒くさいからこれからディープ9をこう呼ぼう)で炊くのもよし。ちなみに、9はおクッカーの径が9.3cmなので。
ナインを、飯炊き釜兼茶碗とすると何がいいかというと、大きく深いメスティンをおかず用鍋やフライパン代わりに多目的仕様できるということ。
ちなみに、タレ付けホルモン、焼き豆腐、シメジ、キャベツ、ニラ、もやしなどと水少々、固形スープを入れたメスティンを固形燃料で約20分加熱したら、ちょうどいい味付けのホルモン鍋が出来上がった。固形燃料用ストーブとアルストを二つ持参すれば、約20分程度で、ご飯もおかずも作れそうだ。
昨日は、ナインで雑穀米でを入れて炊いたご飯の上に、別のフライパンで作った目玉焼きをのっけてみたらぴったしのサイズであった。登山やキャンプ場に卵を持っていくのはためらわれるが、湯治場の自炊だったらいいだろう。まるで、さんさんと輝くお日様のようだから「おひさまどんぶり」とよぼう。
フライパンに、蓋をして、少し蒸らせば、賢治さんの詩に出てくる流れゆく雲が薄くかかった「喪神の太陽」というところか。
たかが「目玉焼き」も、昔読んだ「美味しんぼ」にもあったが、奥が深いのだろう。
醤油をかけるか、塩コショウか。ソースかケチャップか、
半熟か、硬めか、薄曇りか、両面か、
巣ごもり時間で、気に入った「おひさまどんぶり」も研究していこう。