かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

ワクチンの副反応に悩ませられながら恵方巻への出費額を考察する

2022-02-04 14:48:55 | 日記

「モデルナワクチンの3回目接種は投与量が前回までの半分なので、副反応はあまり気にしなくてもいいのではないか」と毎度TVに出ている某先生はのたまわっておられたが、左腕をあげると痛いし、今朝の検温で37度に上がって、風を引いた時のような寒気とだるさがあり、ブランチも半分残すほど食欲がなかった。食後にアセトアミノフェン含有の解熱剤を飲んで家でじっとしている。まあ、働いているときだったら年休(あるいは病休)をとって休むほどの具合の悪さではないが、明らかに3回目も副反応が現れている。

立春を迎え、暦の上では春、晴れ模様なので、きっと青葉山方面に若菜をさがしに出かけただろうが悔しい。

つれづれなるままに、家に居ながら、昨日の恵方巻に費やした金額について考えていた。

家の者の分も買ってきたが、オイラの分だけに絞ってみると、和風のスタンダード恵方巻が498円、ハーフサイズの鉄火巻き400円(レシート捨てたので概算額)、しめて898円となり消費税10%を入れると987円となる。

2006年にオイラが恵方巻に出費した金額は、それしか置いてなかったこともあり、スタンダード恵方巻398円であり、当時の消費税5%を入れると恵方巻への出費は417円となって、今年イオンに支払った分との差額はなんと570円にのぼっている。

スタンダード巻きだけでは25%の物価上昇だが、恵方巻支出額にいたっては2.4倍の物価上昇と何ら変わりない。支出増となった分の代わりに何かの購入をあきらめたということはなく、逆に一緒に食べようと総菜コーナーで「タラの芽の天ぷら」300円と「永谷園のマツタケのお吸い物」108円まで購入してしまっていて、イオン様にはしてやられたの感がある。

まあ、懲りずに来年も複数の恵方巻に手を出すのだろう。縁起物だからと言って、今年手にしてみて値段の高さに驚いて棚に戻した本マグロ巻きなんかも買っているのかもしれない。

年金はあがらず、物価上昇にも敏感に反応しないことは分かっているが、調べてみたら、物価上昇を加味した実質賃金は、やはり2005年に比べて年収にして20万円以上も下がっているようだ。女性の就業率も増え、非正規雇用の割合が増えたことも原因だろうが、この先、物価の上昇に賃金も素早く反応して上がるとは思えない。シングルマザーや一人暮らしの非正規労働者、そして年金生活者の暮らしの未来は薄暗い。

さらに、そのような貧困層の中でも、オイラと同じように金銭感覚に疎く、売り手の狡猾な販売戦略にのせられて食品消費額を増やすようなさまよえる子羊の生活は、ますます苦しいものとなるのだろう。

こうした中、昨今の原油高や相次ぐ食品の値上げはどうなのだろう。車に乗らなくなったがスタンドのガソリン価格180円/㍑には驚いている。たしか85円/㍑だった円高の時代もあったような・・・

オイラも、百均から「おこづかいちょう」を買ってきて、人生で一度もやった試のない「財政健全化」に挑むとするか。(三日坊主は目に見えているが・・)

また登場しました。はっきり言って、スタンダード巻きだけで充分おいしく、満足なのだが・・

 

 

実質賃金の推移

物価の推移

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