かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

微速度撮影にチャレンジするも

2018-10-22 08:12:59 | 日記

昨日の朝に続いて、浜に下りる。4;30から30分は、動画ではなくインターバル撮影で200枚ほど。カメラが勝手にカシャカシャしている間に、オリオンの周りに5~6個の流星を視認できたが、帰って記録を確認しても、流星の、それらしき物を確認できたのは下記の1枚のみ。

 

これだってあやしい。まっすぐに光跡を引きすぎるし、上空に向かっている。自信なし。でも、航空機にしてもあんなに上空に向かうものなんていやしない。素人に免じて「オリオン流星群」の1枚ということにしていただきたい。

やはりインターバル撮影は、星座が運行していくため、赤道儀を使用して、何枚も重ね撮り(コンポジット)して、何分かに1回しか現れない流星を拾い集めていくしかないのか。

そこで、動画なら写ってはくれまいかと5:00過ぎにD750の微速度撮影に切り替えたが、5;30過ぎには薄明開始時刻となるため30分程度しか撮影できず。したがって再生するとほんの5秒程度の高速動画になってしまった。

ムービーメーカーで×0.125にスローダウンしたのがこれ。

https://youtu.be/yQz3ebVCvK8 youtubeの速度設定をさらに0.25倍にして確認したら、人工衛星だかジェット戦闘機だかやたらにオリオン周囲を横切るが、はっきりとした流星のような光は、終わりかけの1瞬のみ。誠にに残念。2時間程度、それももう少しISOを高め、露出時間を長くして撮影してみようか、でも明日の月の入りは5;07。晴れていても、明るすぎて2時間の動画撮影は無理か。せめて1時間。とにかく明日も晴れてね。(写真の流星さんにお祈り)

 

 

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オリオン座流星群

2018-10-21 10:40:17 | 日記

4時前に目覚めることができたので、ベランダに出ると、お星様たちが輝いている。10分ぐらいの準備だけで、あわてて浜に降りる。お月様は、3時21分にはお隠れになっている。

天体観測手帳によると、22日~24日にオリオン座流星群が極大になり、おうし座流星群も少なからず見られるのだという。オリオンは、高速で印象的な流星、おうし座はゆっくりとした流星とのことである。

同手帳は続けて、「明け方に月が沈んでから薄明開始までの間なら、10個/時程度の出現であろう。」と教示する。

石垣島の夜明けは、6時44分。 午前4時から薄明開始の5時28分までが、15個程度の流星にお目にかかれるかもしれないと、何度もレリーズを押した。

おうし座かと思われる流星も含めて4~5個は、「肉眼で」認めることができたが、レリーズを押している間に捉えることができたのはわずかに1個。それでも、シリウスの右下方に落ちていく印象的な光であり、幸せな朝と言って過言ではない。(何も、願うことはできなかったが、写ってくれと言う願いはかなった。)

加えて、今朝は幸せをもたらす水先案内人カノープスが南の水平線にかかる雲の上に、煌々と姿を現してくれている。全天一の明るさのシリウスと全天二番目のカノープスが、薄明の空に輝いているのを東の空が明らむまで見入っていた。(来年住んでいる東北の浜では無理な話なのである。東京で地平線上にやっと見つけられるという幸せ星。)

明日の朝、晴れていれば、D750の微速度撮影にチャレンジしたいが、栗名月(十三夜)の月が沈むのは、4時14分とのこと。ますます、星見えの時間帯は狭められている。晴れてくれよ。

 

分るかな、流星の位置?

オリオンを割愛して、シリウス付近を切り取ると印象的な光が現れてくれました。

 

薄明開始のころ、少し朱を帯びた水平線上にカノープス。さらに頭上にシリウス。

そのシリウスをめざして、国籍不明の飛行物体が飛んでいきますね。この手の飛行機、たぶんジェット軍用機だと思うが、何を目的としてどこからどこへ飛んでいくのだろうね。お星様を眺めている余裕はないんだろうな、あのパイロットに。

 

 

 

 

 

 

 

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青春18キップ、フェリー利用の輪行で、春の渡りを

2018-10-19 09:59:01 | 日記

やっと週末は晴れ間の予報なので、サシバの渡りに遭遇できるかもしれない。今になって分ったことだが、わがアパートの北側の通路は、北側の於茂登岳からバンナ公園にかけての北西の空が開けており、ジーットと観察を続ければ、渡りの兆候がつかめそうなので、今朝はしきりに玄関を開けて空を仰いでいるのだが、中層の雲がかかっており、それらしき影姿を認めず。粘りづよく観察しよう。

それと、22日ころからオリオン座流星群が極大になるとの情報があり、月の没する朝方3時ころから明け初めの6時ごろまで、晴れていれば浜に下りてみよう。d750の微速度撮影機能をしっかり学習して、流れ星の幾すじかでも捉まえられたら、これ幸いである。動画をスローにして願い事しようかな。

さてと、南に渡ったサシバが、次に日本に繁殖のため戻るころ、オイラも本州の東北地方に渡りを行うこととなっているが、金はないが暇だけはたっぷりあるので、20日間程度かけて移動しようと、人生初の「壮大な」計画を立て始めている。

どのようなコンセプトの旅にするのか「行き当たりばったり人生」なので「不明」というところだが、

① 旅の足は、那覇までがやむを得ず航空機。那覇から鹿児島までと、大分から愛媛までフェリー。あとはJR青春18     キップの時期なのであるから、1枚使うか2枚にするのかは別としてJRの御世話になる。そして、バイク(自転車)。折りたたみにするか、今所有しているアンカーの前車輪だけをはずしての輪行にするか迷っているところだが、アンカーでも輪行袋に入れれば鉄道に乗せれるから、そちらを選択するのかもしれない。

https://www.jreast.co.jp/press/2017/20180208.pdf

② 旅の宿:基本テント、軽量化をはかり、ヘリテージのクロスオーバーなど簡易テントの利用で川原や草むらをねぐらとする。

http://heritage.co.jp/Gears/COD.html

③コース;計画中だが、南西諸島は、未上陸の沖永良部と3回目となる奄美大島、九州は、未訪の場所が多いので、JRの御世話になって全県隈なくというところか、大分から四国に渡って、憧れのしまなみ海道をサイクリングで広島へ、そこから日本海に抜けて、海岸線をたどり北に、というところが旅のおおまかなスケッチか。

④コンセプト:これがイマイチなのだが、いわゆる観光名所は興味なし。まあKeyとなるのは、桜前線、神社仏閣、それに湯めぐりというWordか。敦賀にたどり着けば、「奥の細道」を逆行して陸前鳴子温泉まで辿るのも、乙。

この冬にかけて、各種情報と日本地図とをにらめっこし、細部をつめていくことになるのだが、もうすでに3月某日の那覇行き航空券は予約済みであり、二度と同じルートを後戻りできない「繁殖なき、さみしい渡り」には着手している。

(何一つ家財道具をもたず、酷寒の大空をDNAのリレーというコンセプトのみで渡りを行う野生は、ヒトの何万倍も偉大であると思うのである。)

 

日本野鳥の会会報9.10月号を飾るサシバ (戸塚学さん撮影)

 

 

 

10月18日夜8時の空 9.3歳のお月様と火星がランデブー(なつかし言葉)

10月19日朝8時の空

 

 

 

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鷹一つ 見つけてうれし いらご崎 (ばせを)

2018-10-16 20:50:28 | 日記

そうだったのか、サシバは、本州で繁殖した後、誰からとなく連絡を取り合って集結し、愛知県渥美半島の伊良湖崎でお休み、次は、紀伊半島やあちこちのお宿で中継し、鹿児島県佐多岬から一気に沖縄県宮古島市の伊良部島に渡り、そこでしばらく寝泊りし、(なぜ石垣島ではなく宮古島なのかは解明できてません。)。晴れて北の風吹く早朝、宮古島を旅経った一群は石垣島に下りることもなく、いっきに風に乗って台湾、フィリピン、東南アジアへと羽を広げるのだという。一日400キロの旅。

なので、石垣島のバンナ公園なんかで目視できるとしたら、早朝の6時から8時の間ではなかろうか。夜明けとともに羽ばたいた彼らは、そのころ、バンナ公園の上空をかすめるはずだ。

ということで、曇ってはいるが、明日から早朝の北の空監視。

 

 

http://www.gunzosha.co.jp/eiga/sasiba/kaisetu/kaisetusasiba.htm


と、前日に認めたはずなのに、10月17日は、朝から雨音。サシバ君も宮古島で停滞していることだろう。

「沖縄の野鳥」から

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青空を見上げれども

2018-10-16 06:16:29 | 日記

昨日は、11月の西表交流会の偵察のため西表に渡ってユツン川遡行の予定であったが、朝からの雨のため中止したが、昼前から晴れてきた。

毎年、北風が吹き始めるころ、南国に渡るサシバやアカハラダカといった猛禽の群れが飛んでいくのを、宮古島や石垣島で確認できるのだが、今年は、最終年ということもあり、肉眼で確認し、カメラにも収めたい。

夕方、バンナ公園に行って北の空から南の空まで首が痛くなるほど見渡してもカラスやカモの仲間しか確認できなかった。

秋雨前線が去って、大陸の冷たい高気圧が張り出し、本州もようやく冷えてくるとの予報なのであり、そろそろ渡りも本格化してくるのだろう、P900やd750を初期化して動画や連写体制をとって、この週末あらためてチャレンジしたい。

 

 

南東の空には6日の月がぼんやり浮いていてくれるのだが、鳥の影なし。

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