言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

(続)道徳心を

2017年03月07日 | 日記

 昨日の続きから。道徳心育成イコールにはならないと思うのですが、かつての鹿児島の郷中教育は気になっていました。

 郷中教育とは、(簡単に言えば)薩摩藩時代の青少年団での教育・・7,8歳から24歳までの青少年の異年齢集団組織のことです。年上の者が年下の者に教えるシステムです。学問から剣術から遊びまでです。いろんな意味で異年齢集団の中で学び合う良さが評価できると思います。西郷隆盛のような逸材がでたのもこのようなシステムからだと云われています。道徳的なこともここで学ぶのです。人間としての基本である(善悪の判断)も実地で身につけることができたはずです。

 現代において同じようなことはできません。そのよい面は学びとることはできると思います。学校教育の場でもっと異年齢集団の活動が行われてもいいと思います。小中学生が一緒の活動も、高校生との交流もいいことです。コミュニティ・スクールの制度も上手く活用できるのかもしれません。あらゆる場面を構築していく必要があると思うのですが。

 少し、寒さが戻るようです。今日の天気()