かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

寂地山:カタクリ編

2006年05月13日 | 山野草
今年の寂地のカタクリは1週間位開花が遅れており後数日間は楽しめそうだ。昨年の様子はhttp://kazuyama.web.infoseek.co.jp/2005/migitani/migitani.htm
なお、ブログがかなり先行していたので5/14~17の記事は4月に繰り下げました。
削除はしておりませんのであしからず。



花芯部の花びらには模様がある。これを撮るには超ローアングルでの撮影が必要です。

茎も花ビラもイナバウアー!

花芯部の模様が撮りたくて、光に透かして撮りました。

色が鮮やかで盛りのカタクリの花



イナバウアー2×2=?

白いカタクリの花、今年も見つけた。花の形も違う変種もあるらしい。

満開とつぼみ

群生の様子

カタクリ3姉妹

寂地山:風景編

2006年05月13日 | 山歩き
5月5日奥がまだ見ていないとのことで寂地山へ。人も多そうなので5時20分自宅を出発、高速道を通り、7時には寂地キャンプ場に着いた。寂地峡から木馬トンネルを抜けてみのこし峠へ、これから寂地山頂まではあいにくの曇り空、カタクリの花は閉じたまま。山頂でゆっくり食事をしていると天候回復の兆しがあり、冠山方面へお散歩。この頃からカタクリのイナバウアーが見れ始めた。往路は来た道を引き返し、カタクリの花園やミヤマカタバミ、エイザンスミレ、タチツボスミレ、ネコノメソウ、ニシキゴロモ、タチカメバソウ、エンレイソウ、ミツバツツジ、ヨウラクツツジ?等を楽しみながらゆっくりと歩いた。途中、立寄ったお休み所では沢の水でコーヒーを沸かし、新緑の森の中でゆっくりと過ごした。今回歩いたコースは⇔で示す。参考までに冠山を含めた別のコースの概要も書いておく。

みのこし峠を過ぎ、寂地山へと向かう。この頃はガスが巻いてカタクリの花はすべてうつむきかげんで寂しかったのは否めない。



天候回復を待って山頂でゆっくりと食事の時間を過ごす。

1時間近く経過しただろうか。周囲が明るくなり天候回復のきざしが!時間を稼ぐため冠山方面へ散歩する。この頃からしだいにイナバウアー状態となる。

広い尾根道をゆっくりと歩く。



復路はカタクリ他の花をゆっくりと観賞しながら歩く。花ビラの形は往路とは劇的に変化し、感動をより大きなものにしていく。

タイコ谷では癒しの森が拡がり、グリーンシャワーを浴びる。

沢の水を汲み、お休み処でゆっくりコーヒーブレイク、たおやかな時が流れる。

う~ん、新緑がなんとも言えん。

祖母山2

2006年05月12日 | 山歩き
傾山へとつながる縦走路、スズタケが刈り払われ歩き易い。ありがたいことだ。

天狗岩のアップ画像

黒金尾根への分岐、このような立派な道標がある。

分岐から少し降りたところに天狗の水場がある。祖母~傾山縦走路には稜線から15分も降りればいたるところに水場があり重宝する。

黒金尾根も傾山三ツ尾コースほどではないにしてもアケボノツツジが見頃だった。

満開のアケボノツツジ

ツガの原生林の中を歩く。

川上渓谷の新緑。目の覚めるような美しさだった。

この沢も詰めると楽しいだろう。



祖母山1

2006年05月11日 | 山歩き
5月2日尾平登山口より宮原~祖母山~黒金尾根の周回コースを歩く。こちらも傾山と同じで標高差1200mの行程なのでそれなりの覚悟はいる。なお祖母山頂から天狗の別れに向かう山頂直下では下りのはしごやロープ設置の危険箇所があるので逆コースが無難でお勧めです。今回、昔歩いた宮原コースを確認したかったので逆コースになった。コース全般で尾根筋のスズタケが刈り払われ歩き易かった。有り難いことだ。



まずはミツバツツジがお出迎え。

続いてアケボノツツジ

宮原分岐、以前はヤブ気味で圧迫感があったものだが今は刈り払われ往時の面影はない。



ツツジと祖母山頂

9合目の小屋も見えてきた。



おひさの祖母山頂も10数名の登山者でにぎわっていた。

傾山3

2006年05月10日 | 山歩き
山頂付近にあったルートマップ、岩峰歩きに自信のない方は下図の水場ルートを歩くと良いだろう。三ツ尾から傾山頂までは2時間とある。私が歩いた岩峰コースは三ツ尾から山頂まで3時間となっている。下図では破線で示してある。

なつかしの傾山頂、30数年ぶりに踏んだことになる。

山頂の北向きテラスより歩いてきた二ツ坊主、三ツ坊主を俯瞰すると感慨もひとしお。

山頂より、見えるのは笠松山、本谷山あたりか、祖母ははるか彼方にある。若さと情熱、体力があれば上畑から祖母・傾周回縦走を考えなくもないが今はそのかけらさえない。水場が各所にあり不可能とは言えないが体力が一番のネックとなる。同行した佐賀県の方が言われていたが分割縦走なら出来なくもない。

山頂~九折越間では木立に囲まれた散歩道があり、ホッとした気分に浸れる。

九折越の分岐道標、九折越小屋はここから50m位離れたところにある。

なつかしの九折越小屋、前回来た時は同じ山岳会の人と合流し一泊し、他のグループとも楽しい交流の場が持てたことを思い出した。あれからみんなどうしてるのだろう?元気で山歩きを続けておられることを願って止まない。ここでも祖母山から縦走して来られたやまやさんと30分間の楽しい談笑の時間を過ごすことが出来た。

九折越小屋から傾山を仰ぎ見る。やや俗化した感はぬぐえないが当時の輝きは失っていない。やはり傾山はお気に入りの山の一つになる。

祖母山へと続く・・・・・・・。