2018/06/07(木) 第2回戦(マツダスタジアム)1勝1敗0分|観客数:31,441人
広島カープ 4-8 北海道日本ハム
【勝利投手】 マルテイネス (6勝4敗0S)【敗戦投手】中村祐 (3勝4敗0S)
【本】(日)レアード 12号3ラン(3回・中村祐)
(広)野間 3号2ラン(4回・マルティネス)
昨日は9回裏に悔しい逆転サヨナラ負けを喫した日ハムでしたが、今季の日本シリー
ズで再度チャンピオンフラッグをかけて相まみえることを想定すると、交流戦の第二
試合は決して負けることが出来ない試合でした。
試合はここまで上沢投手とともに日ハム投手陣では勝ち頭のマルちゃん(マルテイネ
ス投手)と広島は中村祐投手の投げ合いで始まりました。
0-0で迎えた3回表に試合は大きく動きます。
先頭打者のマルちゃんはレフトフライに倒れるも、トップバッターの遥輝が四球で歩
くと地元に帰って元気がなかった泰示がセンター前に運び、続く健介は四球を選び、
1死満塁の絶好のチャンスで4番中田の登場となります。
地元広島に帰り意気軒高となっている中田翔にとっては、願ってもないチャンスが
巡って来たわけです。
ここで打てなくては男が下がるとばかり、ど真ん中に入って来たストレートを見事に
はじき返し、この日二本目のヒットは、2点タイムリーに。
投手はマルちゃんですから、この先取点は有利は間違いありませんが、昨夜の苦い敗
戦を考えると追加点が欲しいところです。
それを見事に叶えてくれたのは、鮨ちゃんことレアード選手でした。
1死1,2塁からすくい上げた打球はレフトスタンドの上段まで達してしまいまし
た。得点も5-0となり「どうにか今夜は昨日のリベンジが果たせる」と思った私で
したが、その後も中村祐投手を攻め立てます。
6番石井(埴輪くん)が四球を選ぶと、鶴ちゃんはレフト前に運びまだまだチャンス
は続きます。
見ている私もここは休憩と行きたかったのですが、なんと・なんと8番卓がライト線
に3塁打ですから、正直日ハム打線のムラッ気には驚きました。
打つ時には打者一巡の猛攻をするかと思えば、打てない時にはあっさりとベンチに引
きあげる淡泊な面が無くなればと思う次第です。
結果3回表の「7得点」が広島に重くのしかかり、終わってみれば8-4の完勝とな
りましたが、思い返せばマルちゃんの好投とレアードの12号HRが効いた試合でした。
いよいよ例年に比べて月遅れになっていますが、レアードの季節がやって来たといえ
るでしょう。
<3回表鮨ちゃんの12号は抜群の効果弾でした!>
<ヒーローは、広島出身の中田翔選手でした!>
中田翔も効果的な先取点となるタイムリーを打ちましたが、眠れる恐怖の2番打者
大田泰示も地元広島出身(福山市)でこの日は猛打賞の活躍を見せました。
昨年は本拠地札幌ドームでの広島戦ですから、巨人時代は広島でヒットを打ってい
ても、レギュラーとしてのマツダスタジアムでの試合は、泰示にとっては格別な
ものではなかったかと思います。
ヒーローインタビューは中田翔でしたが、故郷に錦を飾った大田泰示には、雨で
流れた残り一試合があるので、第三戦目でヒーローになって欲しいものです。
清宮、正真正銘の10号3ラン! 右中間場外への特大弾で、降格後8戦5発
ファームに落ちて8戦5発となれば、相手投手が2軍で投げている投手と言えども
栗山監督はあげないわけにはいかなくなったでしょうね。
ただ、どうでしょうか。
上にあげては見てもホームでの試合は、レフトかDHでレアードの後ろを打つことに
なるのでしょうが、せっかくのチャンスを潰す展開になれば、ファンも二度目の
エレベーターには納得をしないでしょうね。
交流戦は首位攻防の真っただ中にいるでしょうから、とても難しい選択になるような
気がします。
私はもう少しファームで試合経験を積んで、上にあがったならそれなりの結果を残し
一軍に定着をして欲しいのですが、栗山監督も頭を悩ませるでしょうね。