日本代表、決定機なくスイスに完敗…西野ジャパンいまだノーゴールでW杯へ課題山積み
完敗でしたね。
7日のニュースでは、日本代表のFIFAランクは歴代ワースト2位となる61位となっていましたが、FIFAランク6位のスイス戦は軽く流すスイスに対して、手も足も出ない試合内容でした。
キリンカップのガーナ戦での敗戦(0-2)を活かして、多少は希望が持てる戦いを期待していましたが、FIFAランクに偽りはなかったようです。
ハリルホジッチ監督からバトンを受け継いだ西野ジャパンですが、3バックで失敗をしたガーナ戦から一転して4バックでの戦いを挑みましたが、またもやDFミスからPKを与えリードを許した時点で勝負は決まりました。
個々の技術力に劣り自らのミスで失点というパターンは、どうあがいてもロシアW杯で前回のブラジルW杯の二の舞となりそうです。
先発出場をした中でかろうじて良い動きをしていたのが、ボランチのキャプテン長谷部と大島、DFの長友、酒井(高)くらいでしょうか。
MF原口元気と宇佐美貴史は守備にまわるのが精一杯で、攻撃面では良さは出ず、トップ下の本田圭佑に至っては、動きは悪く、はっきり言ってもう過去の選手であることを露呈してしまいました。
前半終了間際に大迫の負傷交代でピッチに立った武藤も先発は無理でしょう。
ないものねだりではあるのですが、今回最終選考で落ちた選手や呼ばれることなく落ちてしまった、中島、久保、堂安といった若手の方が、まだ可能性はあったのではないかと思います。
次の最終試合では、左MFには乾貴士を起用してトップ下には柴崎を使い、GK川島も変えた方が、まだましな試合が出来ると思います。
本田、香川、岡崎を外しW杯に臨もうとしたハリルホジッチ前監督の方針は、決して誤りではなかったのかも知れません。