成田美寿々が今季初優勝 有村智恵とのプレーオフを制す
宮里藍 サントリーレディスオープン最終日は、予想通り大混戦になりました。
最後に16アンダーで抜け出したのは、ダークホースの成田美寿々選手と6年ぶりの復活優勝を狙っていた有村智恵選手でした。
POはどちらにも優勝のチャンスがあったものの、PO4ホール目で成田選手がバーディーを決めて、2度目の優勝を決めましたが、有村選手はきっとこの大会で自信を取り戻し、再び勝利の美酒を味わうことでしょう。
惜しかったのは3日目トップで最終日を迎えた比嘉真美子選手でした。
16番ショートホールで「まさかの池ポチャ」でWボギーを叩かなければ、優勝戦線に残っていたはずです。
このパー3ホールで後退をしたのは残念でした
各選手のスコアが伸び悩むなかで道産子娘『小祝さくら選手』が65(7アンダー)のベストスコアを叩きだし、トータル13アンダーの7位Tでフィニッシュをしました。
これで今季3度目のベスト10入りですが、黄金世代の彼女は追い込み型ですから、最終日前に良い位置に付けた時は、今季の優勝があるかも知れません。
<65のベストスコアを叩きだした小祝選手>
高校の先輩選手で小祝選手が尊敬をする藤田光里選手は、神戸まで足を運んでウエイティング待ちでこの大会の出場を目指しましたが、残念ながらそれはかないませんでした。
シード権を失う悲哀を味わっている藤田選手ですが、小祝選手の頑張りから勇気を貰い必ず復活をしてくれることを祈りたいですね。