<カナディアン・パシフィック女子オープン 初日◇22日◇マグナGC(カナダ)◇6675ヤード・パー71>
畑岡奈紗は首位と4差 地元B・ヘンダーソン2位、A・パークが首位
北米大陸を北から南へと下る「北米大陸ツアー」の第一戦の戦いは、カナダトロントから北へ向かってのマグナGCで始まりました。
フェアウエーは広くグリーンも大きく好スコアが出やすいコースのようですが、トップはアニー・パークが7アンダーで飛び出すも、2位タイには連覇を狙う地元のブルック・ヘンダーソン他4選手が一打差の6アンダーで追う展開になっています。
2位タイの選手には、今季賞金トップのコ・ジンヨンが入っていますから、彼女が本命になるのかも知れません。
日本勢は畑岡奈紗、横峯さくら、上原彩子、野村敏京、山口すず夏の5選手が参加をしていましたが、野村敏京選手は残念ながらアウト7番で持病の筋肉痛が出てしまい、歩行も困難となりリタイアとなってしまいました。
そこまでは痛みをこらえながら1オーバーで回っていただけに残念
前日のコメントでも不安はあると語っていましたが、無理を押しての出場だっただけに、しっかりと治療をして来季の再起を目指して欲しいですね。
お尻の筋肉とのことで治療はとても難しい部位らしいですが、LPGA3勝という実績がある選手ですから、再び元気なプレーぶりを見せての活躍を期待したいと思います。
後半に入り是非とも賞金を積み重ねたい日本勢ですが、賞金ランク22位の畑岡奈紗は、首位と4打差の16位タイと良い位置につけたようです。
ヨーロッパでのメジャー大会2戦では、予選落ちという本人もガッカリの成績に終わってしまいましたが、その悔しさを晴らすためにこの大会をきっかけとして、今季2勝目を目指して欲しいですね。
その他の日本人選手では横峯さくらが2アンダーの30位タイ、上原彩子が1アンダーの46位タイに付けましたが、ともに好発進といえるでしょう。
また予選会から出場をしている山口すず夏は、3オバーの112位タイと出遅れてしまいましたが、日本勢4選手の2日目は午前スタートとなるので、好スコアも期待が出来るのではないでしょうか。
<5番ホールでの横峯さくら選手>
2日目が楽しみです。