ヒナゲシ(ケシ科;芥子;虞美人草;雛罌粟)誕生日の花言葉は、慰め。東ヨーロツパ地方原産。わが国には中国から伝わった。草丈は1m近くなり、5月ごろうなだれた莟を起こして、紅、赤、白、紫などの四弁の可憐な一日花を開く。観賞用に八重咲きのもの、種類は多い。薊ヒナゲシは薊に似て刺があり、黄色の四弁花を咲かせる。またある種のヒナゲシの未熟な実の乳液からは、阿片、モルヒネを製するので、栽培は禁止されている。「白芥子に羽根もぐ蝶の形見かな 松尾芭蕉」「散り際は風もたのまずけしの花 室井其角」「罌粟ひらく髪の先まで寂しきとき 橋本多佳子」「罌粟散りぬけふ一日の一隅に 千代田葛彦」「白罌粟脆くなりし月の前 柴田白葉女」「首ふつて花と踊るや罌粟坊主 石原八束」。昨日は病院でレントゲン、心電図、血液検査を行う。検査項目32項目の内検査結果上限値~下限値を越えたものは、総蛋白(8.3~6.5g/dl)が8.4と0.1超えていただけであった。(特に問題はななかつた。次回の受診日は7月22日)