ハゲイトウ;かまつか:雁来紅(ヒユ科)花言葉は、不老不死。熱帯アジア原産のヒユ科の一年草。花の形から雄鶏の鶏冠に見立ててこの名がある。漢名も鶏冠花という。古く中国から渡来したが万葉時代は韓藍と呼ばれ草染めの染料にしたことがうかがえる。現在は観賞用にさまざまな品種が栽培されている。花期が長く秋の遅くまで咲き続けるので「しぼまぬ恋」という花言葉もある。平安時代に渡来した花は、緑色で小さく目立たないが、夏の終わりから秋にかけて黄色.淡黄色.鮮紅.狐色などの美しい葉をつけ、秋もふけると紅葉して鮮やかな色になる。別名雁来紅、和名;かまつか、は「雁を待ち紅く染まる」という言葉を縮めたもの。「鶏頭の十四五本もありぬべし 正岡子規」「葉鶏頭のいただき躍る驟雨かな 杉田久女」「鶏頭の白からんまで露微塵 山口青邨」「鶏頭のかぎりなき種わずか採る 殿村菟絲子」。無理なるか?わが命=(白くても かまかつなるや 吾が齢 ヶィㇲヶ)