フジバカマ;藤袴(キク科)花言葉は、あの日のことを思い出す。秋の七草の一つ。山林.河畔などに自生するキク科の多年草。高さ1~2mで中国原産。葉は三つに裂け、茎と葉は多少紅色を帯る。一種の芳香があり、乾かすと特に強く香るのは、桜の葉にも含まれるクマリンがあるから。乾燥した花を昔は箪笥に入れたりした。8~9月、淡紅色の小花が梢の上に群がり咲く。「音たててまた来る山雨藤袴 福田蓼汀」「丹波けふいづこも照りぬ藤袴 岡井省二」「藤袴手折りたる香を身にほとり 加藤三七子」「雁坂の方は雲なり藤袴 村風夏風」「すがれゆく色を色とし藤袴 稲畑汀子」「想ひごとふと声に出ず藤袴 永方祐子」。(藤袴 咲きつずけるや 想い出に ケイスケ)