キンギョソウ(ゴマの生え草科)。花言葉は;清純な心。多年草または一年草で、原産地はヨーロツパ。草丈20~100センチ。葉は長楕円状披針形。花は五、六月。約五センチ、花冠が大きく下部は筒状、上下二唇弁があり穂状に咲く。膨らみのある花の形から名がついた。紅紫、橙のほか、種類が多く変化に富む。「空白の幼い時ありけり金魚草 秦 夕美」「緋の色の尾びれをひろげ金魚草 岬 雪夫」「あどけなき幼の嘘や金魚草 権藤千秋」「丈揃へ括られてあり金魚草 富士 なぎさ」「わが庭の風に泳げる金魚草 一木緋佐子」「丈揃へ括れられてあり金魚草 藤なぎさ」「丈揃へ括られてあり金魚草 藤 汀}「わがに庭の風に泳げる金魚草 一木緋佐子」。(馬車道の朝の清掃小鳥来る 小野瑞枝;淋しくも金魚草のさかりかな 小野謙治)。