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心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

午前6時

2017年08月07日 | ほんのすこし
今朝はお墓の掃除があったので、午前4時頃から布団の上で寝苦しさと戦いながらようやく起きた。さっさと起き出してもよかったのだけど、あまり早すぎてもなあと思ってね。
で、身支度を調えて、午前5時前に母のところへ到着。玄関前に準備していたものを車に積み込み、水をタンクに入れてそれも積み込み。
母のフード付きのジャンパーも積み込み。帽子も借りて。

ここ数日はスカートを穿いていたのだけど、今日はジーンズ、Tシャツで。

お墓までは車で15分ぐらいかな。
午前5時過ぎの町中はほんとに人が少なくて、車もほとんど無く、これがいつもの町? といった感じ。ひとりで誰も居ない町にいる感じはまるで何かの映画に入り込んだような気分にすらなってくる。カーステレオから流れる曲がいつもの自分だと納得させてはいるものの、ちょっとした異次元気分だ。

いやあ、びっくりびっくり。去年はそんなになかった草が今年は驚くほど伸びていて、雑草が勢いを増している。ずっと気になっていた卒塔婆をかける後ろ部分に太い枝があって。それが今年はさらに猛威を。ノコギリを持ってきて良かったよ。小さな鋸も持ってきていたけど、それでは全然歯が立たなかったから、準備してきて良かったなあ。
大きなゴミ袋に次々と刈り取った雑草を入れていく。墓石やその周りの雑草が消えるとようやく墓石の掃除に入る。ポリタンクいっぱいに入れてきた水を何度かに分けて小さなバケツに入れる。
何度か水をかけながら、ぞうきんで汚れを拭き取っていく。
この暑さの中で石もさぞかし暑かっただろうなと。

父と弟の笑顔を思い出しながら、気持ちいい? なんて言いかけて。

わたしより前に来ていた方がいて、挨拶をしたら「ここでは初めて見る名字だなあ。ずっとここだったのか」と聞くので
「以前は北海道だったらしいですよ。でもいつ頃からこっちにいるのかはわたしもわからないんです」と答えた。その方の作業を少し見ていたら、とても丁寧にお墓を掃除していた。
わたしも丁寧に扱わなくちゃ、と心した。

だんだん顔や体に汗が出てきて、眼鏡がずりおりてくる。朝早いのでコンタクトレンズにはしてこなかった。眼鏡をかけると汗をかいた時に鼻に下がってくるのが難点だ。鼻ペチャだってこと?(笑)
最後に片付けているとどこからやってきたのか少し大きなアブ?みたいなのが飛んできて眼鏡の中に入ろうとする。手で追い払っても追い払っても入ろうとする。
「もう、いい加減にしてよ!」心の中で思いっきり叫んでしまった。

汗の臭いに誘われたのだろうね。
慌てて片付けを急ぎ、車に戻った。約50分の作業終了。
汗をかいたけど、帰りはなんだか爽快な気分だった。

途中の農道で車を止め、朝の景色を。





到着したら母が目覚めた。朝ご飯の準備をして自分の部屋に戻ったらどっと疲れが出てしまった。一週間後、あの雑草たちがまた伸びていないかしら、やだなあ(笑)