心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

昔のカセットテープ

2018年03月05日 | ほんのすこし
数日前から、母がテレビの後ろにある棚を整理したいと。
自分であれこれ出していたのだけど。テレビの後ろだけは動かせなくて、わたしに出来るときでいいからと頼んでいた。そこで何日か前から時間を見つけて整理。
そこで見つけたのが、昔のカセットテープ。昔といっても数十年前ぐらいね。
たぶん、結婚した間もない頃とか、独身時代とか、そのぐらいのとき。

うわぁ、懐かしい・・・
この頃はジャズよりもポップス?
興味のあるのは、ジャズじゃなかったんだなと自分のことを振り返る。
カセットテープって、CDにダビングできないのかしら。

去年、再ブレイクした荻野目洋子さんのものあったりして。
洋楽ではスティングのがあったね。

なんか、こういうのを見ると昔の自分がどうだったのかって振り返ってしまうけど、実は案外はっきり覚えていないことも。若い時はあっという間に過ぎて、その時々の自分の輝いていた時期なんてあったのかって思う。
でも確かに自分にとって輝いていた時期はあったのよ。
そう思いたい。

若いは若い。それだけで過ぎた時期もある。そして若いが故に出来た事もある。
そう、無謀な時代もあったんだ。

そして、今に至る。
そうなんだよね。
今年、昔の自分を再発見していることも何か新しいものに繋がる気がする。
時代は変遷しているけど、根底にいる自分というものの姿はどうなんだろう。変化しつつも、変わらないものあるだろう。変わらない自分の中で嫌なものもあるだろう。自分って何?
そんなことを古いテープを見ながら思った。あの頃の自分を思い出しつつ。

あまりにも早く時は過ぎてしまったね。


国会中継

2018年03月05日 | 母のこと
最近、ラジオを聞くことが多くなった。
母の影響もある。
母は目が疲れるからと一日の内でラジオを聞く時間が結構ある。ベッドに横になっているとき、眠るわけではなく身体を横にすることで楽になるらしい。
そんな時はラジオか好きなCDをかけて聞いている。

コタツに座り、何か針仕事(手が不自由なので他の人の何倍も時間がかかる)を広げているときなどはテレビよりラジオの役割は必須だ。
わたしもラジオの方が台所に立っていてもわかりやすいなと思っている。
そういう母のラジオ生活を目にして、わたしも部屋にいるときにラジオをスマホで聞くことが多くなった。こうしてパソコンに向かっているときなどは特にラジオの方が作業が進む。これがテレビだとそうはいかない。何か気になったものがあると目が画面に向いてしまい、作業が中断してしまう。

ということで今日も作業しながらラジオを・・・と思ったのだけど、テレビをつけてみた。
国会中継が入っている。
それを聞きながらのキーボード叩き。画面を見なくてもラジオのように聞き流して。

ふと思い出した。
母が
「国会中継はラジオが一番だよ」と言うので
「なんで?」と聞いた。
「テレビだと居眠りしている人が目について気になって仕方が無いけど、ラジオだったら声だけ聞いていればいいからな」

周りの人間が見えなくていい、そうか、そういうこともあるんだな。と思った。
それにしても、見えなくていいのが「国会中継」だなんて、それもなんだかなあ・・・

今日も母はラジオで国会中継を聞いているだろうね。


義経鍋

2018年03月05日 | ほんのすこし
土曜日。
久しぶりに友人と夜出かけました。前から気になっていた馬肉専門店? 
馬肉が売りなので、馬刺しの種類が豊富でした。でも友人は刺身はあまり・・・ というので、今回は馬肉の煮込みを。



濃いめの味付けでしたが、お肉もごろごろ、柔らかく美味しかったです。このお店ではこれが一番良かったかも。
その後、チョレギサラダなるものを。サニーレタスにタレがかかっていましたが、わたしたちには少し味が濃すぎました。いつも思うのですが、外で会食するとどうしてなのか味付けが濃いお店が多いと感じるのです。お客の要望がそうさせるのか、店主の好みがそうなのかと想像するのですが、我が県が塩分取り過ぎだというのもわかる気がします。

お客の味に合わせずに、店側の味はこれです、って出していって、それでも味が薄いって感じるお客様には物足りなければ、味を足せる工夫をすればいいのではないかと思うのです。
最初から濃い味付けをしてしまうと、慣れないお客には「ちょっとなあ・・・」と。

というサラダでしたが、その後、メニューにあった義経鍋というものに目がとまり。
テーブルに置かれた見たことのない鍋の形に二人で興味津々。
「ねぇ、この鍋で食べるんじゃないの? 義経鍋って」
そう言いながら注文。
初めてだというと、店主らしき方が来て、使い方を説明してくれました。この鍋は4人使えるということでしたが、二人で。
鍋の四方にポケットのようになっている部分があり、そこに馬肉の脂が落ちるようになっています。脂を暖まった鉄板の上に置き、しばらくするとじわじわと脂が流れてポケットに溜まります。
鍋の真ん中にある丸い部分にはだしをたっぷり張って、その中に野菜やとうふを入れます。出しには薄い味付けがしてあり、こちらの味はとても良かったので、後で野菜を追加してしまいました!



肝心の馬肉を写すのを忘れてしまいました(笑)
肉を焼くときにポケットに溜まった溶けた脂に肉をつけてから鉄板において焼きます。そうすることで肉が鉄板にくっつかないのだそうです。
ヘルシーで女性にはすごくいい肉なのだと店主が強調していました。友人が
「あらぁ、じゃわたしたち明日の朝にはお肌がツルツルね♪」と嬉しそうに話すので思わずわたしも頷いていました♪

初めての義経鍋。形も食べ方も面白かったです。

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そうそう、店主さんの説明では、この鍋の由来は、弁慶が旅の途中で義経に食べさせようと自分が被っていた帽子?をひっくり返して使った、その形に似ているからだとか。風説ですけどね、と話していました。

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