心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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ぼくと友だちになってくれない?

2019年10月24日 | ほんのすこし
※※※ パステル ※※※

昔のイラスト。はがきの裏に描いたパステル。

※※※

ねぇ
ぼくと友だちになってくれない?
おっきなお月さま

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パステルで描くということを少しやっていた頃。絵本作りのためになるかなと思って。
でも、絵本はなかなか出来なくて、絵本から離れて小説を書くことに夢中になって。
それもちっとも前に行けず、一体自分は何処へ行こうとしていたのかさえわからなくなって。
焦らなくてもいいんじゃない?
と言いきかせた。

でも、よく考えたら、若くないよね。
でも、さらによく考えたら、やれることに年齢制限をつけることは全然無いんだよ。
やってみたくて、だめだったらそれでいい。自分の終わりまでやってみようと思うことが大事なんだよ。結果を求めなくてもいい、そんな年齢になっているんだと気がついた。若い頃はそれなりに結果が欲しかったけど、今は誰かに認められるということは必要なく、ただ自分が満足できるよう達成感を味わえたらいいんじゃないかと思える。

だから、焦らない。
自分の終わりまで楽しめばいいんじゃない?

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不思議な世界

2019年10月24日 | ほんのすこし
娘家族がこの夏、海に出かけたときに上の子が沢山貝殻を持ってきたらしい。訪問したときに小さなバケツいっぱい貝殻が入っていた。娘がそれを見て
「これ・・・捨てるに捨てられず、一体どうしたらいいのよね~」と困った顔をしていた。
一番上にあった貝、裏を見たらとっても不思議な色。思わず手にとっていた。
「ねぇ、何枚かもらっていっていい?」というと、どうぞどうぞ、と良ければ全部持って行ってもいいよ、ぐらいの勢いで娘が頷いた。

同じような形の貝殻三枚。
裏を見ると、それぞれにそれぞれの良さが。
こんな景色を描いてみたいなあ。
夜、なんだな、きっと。
ひとりなんだな、きっと。
空は澄んでいて、暗いのにほんのり明るくて。

何かに使えないかしら。と、着替えを入れていたバッグの真ん中に(外側に入れたらぶつけた時に割れるかもしれないから)そっと入れて我が家に戻ってきた。
そして今はなんの形にもならず、三枚の貝殻はそのまま飾り棚の上に大好きなお皿たちの隣で鎮座。
時折、そばを通りかかるときにこの不思議な世界をのぞき込んでは、これはこのままでいいんだ、と言いきかせている。