心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

お雑煮だけは作りました

2021年01月14日 | ほんのすこし
31日から元旦にかけてもう何もできない状態でしたが、そんな中でもなんとかお雑煮だけは作ろうと思っていました。
鶏の出汁ではなく、鰹節と昆布の出汁で。
大根、ニンジン(型抜きしてみました)、絹さや、油揚、椎茸、茶碗蒸しで余った食材のエビも入りました。
最後に柚子を。
柚子ってほんの少し入れただけで香りが立ちますね。

「お雑煮が出来たよ」ってベッドに行ったら、食欲も何もなかった母が「食べたい」って。でも、ほんの少し口に運んだだけでした。冷たい桃の缶詰の方が口に合ったみたいです。まだ熱が高く、目も見えない感じでしたから仕方ありませんね。

型抜きを探したら、梅や桜がどこにも見当たらず(引越であちこちに台所用品が混在、わたしの物と母の物がどこにどうあるのか未だにわからない・・・)引き出しの奥から星マークの型抜きが出てきたので、まあこれでもいいかと(笑)
お年寄り二人の生活に星は無いだろうなあと自嘲気味に型抜きに力を込めて切りました。

さっぱりとした今年のお雑煮でした。

昨日あたりから少しずつ食欲が出てきた母。大好きな「しんこもち」や「おはぎ」を買い物のついでに買ってきて、とリクエストするまでになりました。
しんこもち、お昼御飯に食べる! といって張り切ってテーブルに乗せて、
「これ、今日は食べたいだけ食べる!」と宣言。
その様子がおかしくて、内心、全部なんて無理無理! って思いながら見てました。
「いくら食べてもおなかいっぱいにならないんだよ」と半分まで食べて、最後まで食べそうでしたが、さすがに無理だと思ったのか
「残しておくから、後で絶対食べるからとっておいて」と言われました。
決して「後はお前が食べていいよ」とは言いませんでした(笑)

わたしはしんこもちを食べたいとは思っていなかったので、それはそれでいいのですが。食べ過ぎなんじゃないの?
ま、今まで食べたくても体が受け付けなかったみたいだから、これくらいは良しとしましょうか。

母さん、来年は一緒に沢山お雑煮食べようね~ おぉっと、来年の話をすると鬼が笑うっていうからね~気をつけなくちゃ。


年明けに思った

2021年01月14日 | ほんのすこし
今年はゆっくりとしたお正月を迎えて、じっくりと今後のことなど考えようか、などと思っていたのですが。なんとも大変な年末年始を過ごしてしまったわけで、ようやく少し精神的にも落ち着いたことでもあり、滅多に無い機会なので、お題を考えてみようかと。

抱負って、いつから考えなくなったかなあって。
なんだかいつも流されて過ごしてしまった感のあるお正月でした。しかも、抱負という言葉を思い出しもしなかった。
でも、今朝方ソファに寝ていて、ふと頭によぎったのが「今年は何かしたいなあ」でした。で、その「何か」ってなんだろうって妄想を(笑)
少し前に母は二回目のトイレタイムを取りましたし、また少し寝るんだろうなと。朝ご飯の準備はまだまだ急がなくてもいいだろう。そんなことを思い、ソファに委ねた体をちょっぴり伸ばし、両手を頭の後ろにやり、大きく深呼吸。

広くとった居間の空気は深呼吸した体に入ってくるけど、決して新鮮ではない。冷たい雪国の窓を開けて朝早くから新鮮な空気を入れようなどという冒険は試みない方がいいのだ。もっと外気温が高くなってから、外の空気を入れるのがいい。だから、深呼吸はしても空気の味は(味なんてないけど)昨日と変わらないね。
まあ変わらない空気なんだけど、それでも深呼吸することでどこか体の細胞が嬉しがっているようにも思える。
朝を迎えたってこと、それを体が喜んでいるんだよ、きっと。

って、全然「抱負」のお題に近づいていない。
その深呼吸の後、頭に浮かんだのが「歌を作る」という言葉だ。
去年、ウクレレを習っているときに何度か思ったこと。でも一つも出来ないし、やってもみなかった。
だけど、作詞作曲というと大それた感じになるけど、もう少し簡単にできないかなあって。記譜ができればいいんだけど、わたしには難しい。ただ、思いついた歌を録音しておくということは出来るかもしれない。
前は運転中に思いついた歌を即興で歌っていたこともあったけど、今はあまり運転することもなくなったから、そのスタイルはだめだな。

今年はなんとか一曲でも作ってみたい。どんなジャンルの歌なのかはわからないけど、なんでもいい。作るきっかけが出来れば。
ほとばしるような言葉とかメロディとか、そんな情熱的なものは今のところ湧いてこないけど、淡々とでもいいから、一つ形にできればなあと思ってる。

よし、今年はこれだね。
ここに書いたことで自分を鼓舞することができる。
出来なくてもいい。「やってみる」ことが大事だ。完成することが目的ではなく、作ろうとあれこれ模索し、悩んでいる自分がいるってことが大事だ。
自分のために過ごす時間があると思えること、それが大事だ。

もう一つは、暖かくなったら、母を連れてドライブに行くこと。
去年は病院だけで終わった。でも、今年は母の体調を見ながら近場を回ってみよう。歩けない場所は無理だから、そこに行くまでの車窓を眺める楽しみを味わってもらってもいい。

そうそう、『トム・ベンジャーは鞄なり~一人語り~』を今年は完成しよう。
遅々として進まないけど、第一作、第二作(中途半端)と続いて、今は第三作目かな。シリーズとして書いていきたい。自分のための自分だけのものなんだけどね。

今年も母と仲良く、楽しく、人生は楽しもうと思えば楽しくなる、らしい(笑)