先月、岡崎市公報誌に募集がのっており、二倍の競争率のところ当選した
岡崎市文化財移動教室に参加しました。バス一台 30名の参加者がいました。
今回のテーマは、「古代寺院を巡る」と題し、三河地方の6世紀から11世紀に
造られた寺院を巡るバスツアーです。はじめに岡崎市北部に位置する北野廃寺を
訪れました。ここは、7世紀に造られた四天王寺式伽藍配置の三河地方最大の
古代寺院跡です。国指定史跡だけあり、その規模の大きさに驚きました。
次に、真福寺に向かいました。ここは、岡崎市北東部にある6世紀に造られ、
15世紀に再建された山岳寺院としての要素を持つ寺です。いずれも同じ
岡崎市に住んでいるのに、今まで訪れることがなかったところです。
次に、豊川市に移動し、国分寺と国分尼寺跡に行きました。
国分尼寺跡は、建立当時の大きさにて綺麗に整備され、中門と回廊の
一部が復元され、隣接する資料館では、出土品などの展示があり、
良く理解できました。
今回のバスツアーで三河地方の古代の様子が良く分かりました。
国分尼寺跡では、季節外れのコスモスが咲いてました。