野外玩具銃遊戯仲間の先輩のとこに北欧
フィンランドの本場プーッコが届いたそう
だ。
私も北欧からナイフや物を輸入したこと
あるけど、到着まで1ヶ月位普通にかかる
んだよなあ。
マルティーニは北欧ナイフの老舗で、マル
ティーニはブレードを多くのメーカーに
提供している。
北欧では、ブレードのみを製造者から購入
して個人やメーカーがハンドルやシースを
作ってブランド製品とする、というパター
ンが多くあるようだ。
有名な会社のブレードも実はマルティーニ
製だったりすることもある。
マルティーニのランバージャックは、北欧
プーッコを世に広めた立役者ともいえる
金字塔的モデルで、確かな歴史的な位置を
持っている。
実力ある伝統。ドン、としていて頼もし
い。
決して嗜好品的高級品ではない実用一点
張りの日本刀でいうならば同田貫のよう
なプーッコだ。
ランバージャックとは木こりのこと。
そういえば、高校時代、ランバージャック
というタバコ(リトルシガー)が発売され
た。安い。
結構流行った。私はショッポだが。
「おめー、ランバージャックかよー?」
「ああ。木こりの味だよ」
「なんだそりゃ(笑)」
てな会話を数人でしたりしてた。
レーシングチームのクラスメイトもセブン
から替えてランバージャックを試してたり
したなあ。
ほら、1970年代は、東京都は特別条例で
喫煙は13才からOKだったから。原付の
速度は50キロ規制だったし(笑)。
高校生がディスコでナンパとか、パー券
売ったり、赤坂でダンパ開催なんてごく
普通にやってたのだから。
でもって、土曜の夜は多くが天使になる。
走り出したら止まらないぜ
土曜の夜の天使さ
唸る直管闇夜を割き
朝まで全開 アクセルオン!
てね。それがガチで標準。
その曲はその後にできた曲で、なんか
大学生のコンセプトなんちゃってバンド
が歌ってたけどさ。大学生にもなって
ツッパリ君てのはありえねえだろが、と
かモノホンの元ツッパリたちは冷笑して
いたけど、うちらより年下にはウケてた
ようで売れに売れた。なめ猫の頃。
個人的には、弟分とされた元モノホン
だった嶋ちゃんや哲太は凄く好きだった
けどな。なんか可愛くて。兄貴分とされて
いた銀蠅はどうも嘘臭くていけなかった
よ。曲は良いけど。ジョニーさんの曲とか
最高だったし、最近もリメイクでヒットし
てるし、今、丁度その曲の映画も上映され
ている。『今日から俺は!』ってね。
あれ、40年前が舞台設定だ。
JTのランバージャックは本年2020年6月
で生産終了となった。
凄く美味いミニシガーだった。
死滅残念。
マルティーニのランバージャックのプーッ
コで焚火の前で木を削りながら、日本の
ランバージャックに火をつけて葉巻の味
を楽しむ、なんてのは絵になると思った
のだけどね。ほんとに残念。
まあ、タバコに関しては、JTはわかば
をシガリロにして再販という離れ業を
やってのけてくれた。それには喝采だっ
た。
喫煙モノのランバージャックは無くなった
が、ナイフのプーッコ・ランバージャック
は永遠に生き続けて欲しいと願う。
なんたって、名品だからなあ。
アメリカンナイフのバック110のように。
そういやマルティーニ・ランバージャック
の先輩はCB750フォア乗りだった。
紫タンクのやつね。
赤いスイングトップ着てさ。
髪は当然ロケンローだった。
まあ、時代なり。