実際に分譲住宅街区もあるんですけどね。
こういう街がいいなあ。
いや、まじで住みたい(笑)。
日本刀は刃が立っていなくとも
切れます。
以前長船則光でもやりましたが、
それを証明してみせます。
(試斬については所有者の許可あり)
関物の昭和近代刀です。刃が寝ており、
刃先に手をあててグリグリやっても
手が切れない程です。
そこで新聞紙4枚を固く丸めて、
テーブルの隙間に挟んだのみで
試斬をしてみます。
手の内の冴えを利かせて、右からの
左袈裟を一閃。
スポンという音と共に簡単に切断。
刃引きでもこれができます。
立てた新聞紙はまったく動きません。
刀術で切っています。
これだけ切れれば、人体ならば完全
に割創を作りながら切断できること
でしょう。
日本刀も一般的刃物と同じ切れ味
低下曲線を描きます。
この個体の刀は、急激に切れ味が
低下して横のラインに移行する
あたりと思われます。
しかし、戦闘刀剣としては充分すぎ
る斬切力をまだ有していますし、
むしろ、不必要な刃こぼれ発生が
起きないような適度に刃先が寝た
状態=戦闘に理想的な刃=という
ことがいえます。
新聞紙切断により刀身のオイルが
剥げた痕跡。
しかし、油を浸したティッシュで
軽く拭えばスッキリ。
風呂上りの艶肌のような潤いがあり
ます。
小杢目が精緻に詰み、地錵(じにえ)
もびっしりとついて、
重ねもあり健全でとてもよい刀です。
戦国時代に生きていたとしたらこう
いう刀が私はほしい。
日本刀の潜在能力はすごいものが
あります。
刃引きでも充分武器として使用で
きるし、畳表も竹も刃引きであろう
とも切断できます。
ただし、そうした日本刀の潜在能力
を引き出すのは切り手の腕です。
今回の私のこの試斬は、刀の刃では
なく術で切っています。
こうしたことは、刀術を武術として
きちんとやっている人間に
とっては簡単なことです。
物体斬りのみに囚われていては、
日本刀の潜在能力を引き出す術と
しての刀術などはできません。
修心流宗家の町井勲先生はテレビ
のインタヴューでこう仰いました。
「上手くなりたいなら、斬ることでは
なく、ちゃんとした武術をしっかりと
修練すること」
至極当たり前の事なのですが、現代は
当たり前のことが当たり前ではなく
なってしまっている。
町井先生の言葉は、けだし名言だと
思います。
23分間の奇跡
これなんだよな。
俺が普段言う「恐怖」というのは。
これ、北朝鮮のように思うでしょう?
実はかつての明治から昭和前期の
日本はこうだった。
今後もこうなる予想は充分に立つ。
今、なりつつある。
じわじわと。
ゆんべよりは早い時間だが、きょうの