スピードウェイを走っていると、神戸は 横浜によく似ていることに気づく。
古巣ヨコハマ。この街で妻と暮らし始め
た。
生まれは東京目黒だが、ガキの頃からの
育ちはハマ育ちだ。ふるさとどこよ?と
なると難しいが、ハマ時代が一番すんな
り馴染む。空気が自分に合う。ここは、
よその土地とは全く違うここだけの空気
がある。
少しだけそれは東京原宿に似ている。
ハマに港があるのなら、三原にも港があ る。こじんまりとしているが、空気はい
い。(撮影私)
時々、夜ここに来て、ぼーっと海を見て
時間を過ごすのが好きだった。
マイタウン、ミハラ。 この港が完全閉鎖となったら悲し過ぎる。
港があるからこそ、明かりが灯る港に面 した店の佇まいも映える。
三原は港町ではなく城下町だが、人々が
親しんだ港のある街から港が消えるとい
うのは、その虚脱感といったら無い。