議場に響く...いびき音?
市長をどう喝? 居眠り論争
2020/10/15 に公開
今、各地の地方議会で居眠りをする議員
が続出し、物議を醸しているが、今度は
広島県の安芸高田市でも議員の居眠りが
発覚。
これを市長が指摘したところ、なぜか
議員からどう喝を受けたと訴える事態に。
いったい、何が起きたのか。
居眠り疑惑が取りざたされる議会での様
子。 聞こえてきたのは、大きないびき?
9月25日、広島・安芸高田市の市議会で、
議員の1人がいびきをかいて寝ていたと
指摘されている。
画面右の人物が思わず顔を向けるほどの
音量。
このとき答弁していたのは、就任2カ月の
石丸伸二市長。
議場に響く音に、思わず苦笑いをしてい
る。
石丸伸二市長「眠たくならないような
答弁にしないといけないなと」
問題の“いびき議員”。このあと注意を
受けたのかと思いきや、後日、議長に
呼び出されたのは、なぜか答弁していた
石丸市長だった。
石丸市長(ツイッターより)「昨日、定例
会後に議会から異例の呼び出しを受け
ました。居眠り事件について話がある、
と。数名から議会の批判をするな、選挙
前に騒ぐな、敵に回すなら政策に反対
するぞ、と説得? 恫喝? あり」 実は、
あの議会当日、市長は議会中の居眠りに
ついてツイッターに投稿。
このことが、問題視された。 石丸市長
「要は、ちょっと体育館裏来いやという
感じ。最初に呼ばれたときの雰囲気と
しては、市長謝りなさいよ、という感じ」
呼び出されたのは、全ての議員が出席
する非公開の全員協議会。
その席で、市長がどう喝と感じる発言が
あったという。 石丸市長「議会を騒が
せるなと。あまり騒いでいると、あなた
敵を作るよというアドバイス?
それはどう喝ですよ、市政が進まなく
なるよっていう、このどう喝はさすがに
わたしも見逃しちゃいけないなと思った」
出席した議員から飛び出したのは、市政
を人質に批判を抑えつけようとする発言
だったという。
FNNは、市長を呼び出した山本優議長を
直撃。
実際にどう喝発言があったのかを聞くと、
「どう喝という言葉じゃなくて、皆さん
の受け取り方、議員も市長の方も」と、
発言の受け取り方の問題だとしてどう喝
とは認めず。
ならば、いびき議員の居眠り疑惑につい
ては、どう考えているのか。
山本優議長「(居眠りについて?)それは
やっぱり議員本人の自覚の問題だと思う。
居眠りしてるかしてないか、わからない
でしょう? 目をつむっただけかもしれな
い」
これが、目を閉じていただけの音だろう
か。
FNNは、これまで各地方議会での居眠り
疑惑を報じてきた。 千葉市議会で首を
傾けていた議員。 直撃取材に返ってきた
答えは、やはり「目を閉じていた」だっ
た。
千葉市議会・森茂樹議員「(寝ていたと
思う?)寝てたっていうか、目をつむって
下向いてた。寝てたっていう意識はない」
今回の一件では、市長による居眠りの
指摘がどう喝疑惑にまで発展。
当の安芸高田市民はどう見ているのか。
安芸高田市民「(居眠りは)もってのほか。
みんなの税金から給料もらって」、
「居眠りはけしからんことですけども、
そこ(SNSに投稿)までする必要はなかっ
たのではないか」、
「今回だけじゃなく、そういう風潮と
いうか、今まで問題にならなかったと
いうことは、議会自体が古い」 (2020/10/15)
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広島県ではこんなの普通よ。
居眠り云々ではなく、どう喝体質。
広島県では、そういうのがごく
普通。あらゆる場面で。
何が正しくて何が社会通念上
不正か不適切か、何が違法か、
ではないのよ、広島県では。
不適切や社会規範に反する事を
批判したら、批判したほうが
あからさまにどう喝されるの
よね。
これはスポーツ団体や教育現場
でも、その手のねじ込みが入る。
広島県てのは、集団的に人的質性
がそういう場所。これガチ。
如何ともし難い。