16才高1。映画『キューポラ
のある街』(1962)に出演した
吉永小百合さんと同じ齢の
時。
キューポラのある街に高校
時代に住んでいた。1976~
1979/3まで。両親は既に父
の実家のある広島県に転住
していた。私だけが一人残
り、都内の文京区の高校に
通う事にした。
学校があった学区と異なり、
キューポラのある街の市は
デトロイトのような街だっ
た。
吉永小百合さんは1961年の
16才時に中学3年生役を演
じた映画作品『キューポラ
のある街』に主演の時の演
技がどうしても超えられな
くて、それで女優を続けて
来たと語る。
『キューポラのある街』の
公開は1962年4月。撮影は
前年。私が満1才の時だった。
その頃は目黒区の上目黒(の
ちの青葉台)に私たちの家族
は住んでいた。当時の中目
黒駅周辺は小さな町工場が
並ぶ京浜工業地帯の一翼を
占める山の手にありながら
下町のような工業地帯の街
だった。
『キューポラのある街』は
戦後まだ16年しか経ってい
ない日本の世相をきめ細か
く描いている。
日本映画の珠玉の傑作。
キューポラのある街(1962)