渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ホンダ・日産、提携白紙撤回

2025年02月06日 | open
 









ご破産、早いっ。
藁をも掴む状況の日産だが、
プライドだけは世界一とい
ったところか。
連結子会社となっても生き
残る道を選ぶのではなく、
自力回復を目指す?
 
自動車業界の栄枯盛衰は歴
史上かなりある。
社名ブランドを残したまま
親会社に吸収された事例は
いくらでもある。
英国ミニもローバー(BMC)
からBMWというように。
バイクのアプリリアやモト
グッチは今やベスパのピア
ッジオ社の製品だ。
戦後、日本のオートバイの
メーカーは200社以上あっ
たが、現代では主要4社に
統合された。
名門メグロは業績悪化から
自力回復できずに川崎航空
機が自立支援をしたがダメ
で、結局新生カワサキとし
て吸収され消滅した。
 
資金提供をしてもらいなが
らあくまで対等の立場をと
望むの
は虫がよすぎる感じ
もする。
「技術の日産」のプライド
がホンダ傘下になる事を許
さなかったのだろう。
自力で自主更生してみれば
いい。過去の日産の歴史で
もそれは無理だったが、プ
リンス自動車を吸収した過
去がありながら、日産本体
が吸収される事を拒むなら
ば、自力で回復させてみる
がいい。
プライドよりも、事業回復
させる事に腐心して。
大昔から日産はホンダと真
逆で社員の生活を一義とす
る経営ではなかった。
日産の労働争議は1950年代
からあまりにも過酷な事を
労働者に強いるので激烈に
紛糾した。
「技術の日産」というよりも
「天下の日産」という気位の
体質だったのが日産だった。
日産における社内の内紛の
歴史は、日本企業が持つ一つ
の負の体質の典型だといえる。
自浄作用ゼロ体質、という。
独裁、内紛、権力闘争……日産を苦しめてきた「歴史の呪縛」(井上 久男) @gendai_biz

独裁、内紛、権力闘争……日産を苦しめてきた「歴史の呪縛」(井上 久男) @gendai_biz

ついに「ゴーン切り捨て」に転換したフランス側。だが、今回の一件を単純な権力交代劇と捉えては本質を見誤る。20年周期で権力闘争を繰り返してきた日産の歴史には、日本企...

現代ビジネス

 

 


 
 
 
 

この記事についてブログを書く
« バイクのカタチ | トップ | 広島県尾道で江戸東京蕎麦(本物) »